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ありきたりな退魔師シリーズ

ありきたりな退魔師のよくある異変 ~国中が魔物出現で騒然としておりますが、今日も僕はこの娘と、医務室でふたりきり~【5万字版】

「コレでアレを飲むくらいなら、舌噛んで死ぬっ(泣)!!」

 僕の名前は咲見暖斗(さきみはると)。退魔の宿命を負う、咲見家の当主だ。
 僕らの住む町に、ある日突然「魔物」が出現した。この現代日本にだよ。
 でも大丈夫。余裕で滅殺! 任せてよ!
 だって僕らは古より続く、退魔の一族なんだから。

「え~~。飲んでもらわないと。治らないよ~~?」

 だけど、初任務完了の帰り道、僕の身体に異変が訪れた。
 え!? マジか? 手足が動かない? どうなっちゃうんだ僕?
 どうやら、退魔のチカラを用いた代償、副作用らしい。
 そこに現れた、ひとりの少女、逢初愛依(あいぞめえい)‥‥!

「イヤだよ! なんで僕がこんなことをッ(血の絶叫)」


 セーラー服に白衣を着込んだ彼女。
 僕の副作用を治す為に、彼女がその手に持つ物は、まさかの!?


「うふふ。そんな駄々こねたら、本当に赤ちゃんみたいよ?」
「あ、赤ちゃん言うなぁ!」
「え~。だって。‥‥ね? カワイイ前かけがあるんだけど?」
「ねえなんで? なんで僕がソレを実装すると思った?」

 なんか、「魔物」が出現して日本中大騒ぎ。
 退魔の一族も超多忙なんだけど。


 僕は、今日もこの娘と。

 医務室でふたりきり。
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