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もしルルーラが使えたら

作者: エドゴン
掲載日:2020/04/14

【1.序章】


「マネヒコはルルーラを覚えた」

チャララララーン。


マネヒコは自分の体に力がみなぎってきていることを感じています。

「もしかしたら空が飛べるかもしれない」


そうです。

ルルーラは空を飛べる呪文。

行きたいところに瞬時に行けるのです。


マネヒコは一度試しに空を飛んでみたくなりました。

「よし、やってみよう」


気合いを入れるマネヒコ。

「ハー!カー!」

ビューン!


すごい!本当に空を飛んでいる。

しかもかなりの速さ。

飛行機を追い越しました。


そして着陸!

ここは?

自分の自宅だったのです。


すごい、自宅まで一瞬にして到着!

「これはすごい能力を手に入れた」


うーむ?

マネヒコは考えます。

「もしかしたら商売ができるのではないか?」


がめつい性格のマネヒコ。

マネヒコは商売をすることを決意しました。


【2.インターネットでルルーラの宣伝】


マネヒコはルルーラの宣伝を始めました。

ホームページを作り、どこにでも瞬時に行ける呪文を紹介。


なかなか最初はアクセスがなかったですが、初めてのお客さんが見つかりました。

「フランスに行きたいのですが?」


マネヒコはルルーラを唱えます。

「ハー!カー!」


あれ?

なんでだ?


何故だか知りませんが、ルルーラが唱えられないのです。

「すみません」

マネヒコはせっかくの最初のお客さんを失いました。


マネヒコは先祖代々から伝わる「ルルーラの書」を見つけました。

「こんなものが自宅の倉庫にあるなんて」


マネヒコはその書物を読んでみました。

なるほど。


なんとルルーラは今まで行ったことがある場所にしか行けなかったのです。

「よし、行き先を増やせばいいんだな」


【3.マネヒコの旅が始まる】


マネヒコはいろいろな場所に行ってみることを決意しました。

少しお金は掛かりますが、先行投資。


「まずは北海道」

飛行機で北海道へ。


チャララララーン。

北海道をどうやら記憶したようです。


北海道で美味しい海鮮丼を食べて、すぐに自宅へルルーラ!

「よし、これで北海道はOK」


早速、ホームページに北海道を入力。

次は九州、沖縄、海外も攻めました。


ホームページでは、いろいろな場所に瞬時に行けることをアピール。

するとお客さんがどんどん集まってきました。


【4.ルルーラで荒稼ぎ】


お客さんも来るようになり、ルルーラを使いました。

「ご利用、ありがとうございます」


まずは5人ほどのお客さんをルルーラで瞬間移動してあげました。

収入は5,000円でした。

1人当たり1,000円。

「最初はこんなもんでしょ」


口コミされるようになり、お客さんもどんどん増えていきます。

1日50人を超えるようになりました。

1日当たり50,000円の収入です。

「こんなに稼げるなんて、ルルーラすげー」


メディアでも取り上げられるようになり、出演依頼も来ました。

マネヒコはいろいろな番組に出演!

出演料ももらえるようになり、有名になっていきました。


「ルルーラってすごいな」

いろいろな人がルルーラがすごいことを認識していきました。


マネヒコは有名人の仲間入り。

名前がどんどん知れ渡っていきました。


忙しい日々を過ごしていたマネヒコ。

何か体調の変化を感じました。

「あれ?何か調子が悪いな」


ただの疲れだろうと思っていました。

しかし休みをもらっても体調がすぐれないのです。

「どうしたのかな?」


【5.マネヒコは病気に】


心配になったマネヒコは病院で精密検査を受けました。

診断の結果はガン。

「大変なことになった」


主治医からの説明を受けました。

「ルルーラの使い過ぎが、体への負担になっていたようです。それに芸能人としての忙しい日々。ルルーラはまず使うことを止めてください。あとは休暇も必要でしょう。」


マネヒコはルルーラを使わなくなりました。

また休暇ももらいました。


お金よりも命が大事です。

マネヒコはガンにかかってはしまいましたが、主治医の意見に従いました。


ルルーラの封印と休暇のお陰で、ガンもよくなってきました。

「仕方がない、ガンは治ってきたけど、ルルーラはもう使わない」

マネヒコは便利なルルーラを捨てました。


ガンにはかかりましたが、「いのちをだいじに」を作戦に。

マネヒコは芸能人としての活動を少しだけ続けることにしました。


お金にがめつい性格のマネヒコでしたが、お金は捨てました。

「お金だけが全てじゃない」


これからは少しの芸能活動と婚活を頑張ることを決意!

命の大切さを学んだマネヒコは自分の子供が欲しくなりました。

「幸せになろう!」

マネヒコの人生はこれからも続きます。


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