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1日目の手紙

思いつきです。

────────────────────

お父さま、お母さまへ




お父さまはとてもしんぱいしてたけど、ちゃんと学えんについてりょうに入りました。


学えんまでのばしゃの中でユリねえさまがおはなしをしてくれて、ぜんぜんたいくつにならなくてあっというまでした。


明日の入学しきのあとにティーのへやにあそびにくるってやくそくもして、ユリねえさまにりょうまでおくってもらいました。


ユリねえさまはすごくたよりなるなあ、って思いました。



りょうに入るときにオルリアさんというりょう長さんともすこしなかよくなりました。リアさんってよんでいいって言ってもらったんです。


さいしょ、自こしょうかいしたらコーチャスってきいてビックリしてました。



それからりょうの中のかいだんであったミリアさんともなかよくなりました。ミリーちゃんってよばせてもらってます。


にもつがおもくてこまってたから精霊さんにたのんで手伝ったんです。


ミリーちゃんはじつはティーのおむかいさんで、歩きながらルームメイトのことをおしえてくれました。


ミリーちゃんのはこんでたにもつはミリーちゃんのルームメイトの子しゃく令じょうさんのもので、その人はとても元気な人でした。


今日はちゃんと自こしょうかいできなかったから、こんどあったら自こしょうかいしてみようと思います。


あと、ミリーちゃんがティーの名前をほめてくれてうれしかったです。



ティーのルームメイトの一人はフィーナさんといって、へやのまえでティーがくるのをまっててくれてました。


すごくきれいな人で、声もきれいでした。


みんなはむ表じょうというけど、ティーはそんなことないのになって思いました。


あんまりおしゃべり好きな人じゃないけど、とってもやさしくてティーは大好きです。


ティーのあたまもなでてくれました。これからいっぱいなかよくしてきたいです。



もう一人のルームメイトはアリアさんといって、ティーたち三人の中でねん長さんです。


アリアさんもティーが自こしょうかいしたらビックリしてたけど、それはユリねえさまのいもうとだったからみたいです。


ユリねえさまって学えんではゆうめい人だったんです!


みんながおどろいてたのは公しゃくだからじゃなくて、ユリねえさまと同じ名前だったからみたいです。


アリアさんはユリ・コーチャスさんの妹って言ってよろこんでました。


アリアさんともなかよくしたいです。



明日の入学しきにおくれないようにもうねることにします。

お休みなさい。


──────────────────


「ティシーはもう仲のいい人がこんなにできたのね。」


「うむ、流石はティシー、自慢の娘だ。」


「ユリは学園の有名人らしいわよ?」


「流石はユリ、自慢の娘だ。」


「でも、随分と...。」


「ああ、分かりやすく書かれた手紙だね。ユリの時はもう少し難解な内容だったけど。」


「ティシーは魔法が苦手でも案外やっていけそうね。」


「そうだね。少し安心したよ。」


「でもこの子爵令嬢というのは、あまり好意的ではなかったみたいね。」


「名前は出ていないからどこの令嬢かはわからないが、ティシーが気にしていないといいが。」


「きっと大丈夫よ。」


「そうだね。ティシーはとてもいいこだからね。」


「次に手紙が来るのは何日後かしらね。楽しみだわ。」


「ユリは一通目の次は二週間後だったね。」


「それだけ楽しかったみたいだったわよね。」


「ティシーにも学園を楽しんでもらいたいね。」

両親は会話のみの描写で。

会話だけって楽なんですよね。

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