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勇者転生 神の魔法で最強です≪サンサール戦記パンチャー編≫  作者: よろず屋


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第48話 レーヴェルの剣技

ミーアとレーヴェルの見立てでは山越えの準備には数日かかるという。であれば本格的な山越えは準備がとどのってからということになった。であれば今日は一度パルナソス山に生息しているヒポグリフがどの程度なのか戦ってみようとハルトが提案。特に反対意見も上がらなかったため、ハルトは防具店で修繕を終えた革鎧を受け取り準備をすませる。


「レーヴェルは剣だけか?魔法は?」


「水の魔法第一節は使えるが、威力はたかが知れている。剣で切った方が早いからほとんど使わないな。」


「ヒポグリフは飛んでるんだろ?どうやって山を越えてきたんだよ。」


「基本的には戦わずに済むよう移動してきた。どうしても戦わざるを得ない時は、攻撃のために降下してきたところを斬る。風の魔法は躱すしかないな。」


「よくもまぁそれで生き残れたにゃ。」


「運もあったかもな。」


あっけらかんとそんなことを言うレーヴェル。


「オレのパーティに入ったからには命は大事にしてくれよ。仲間が死ぬなんてごめんだからな。」


ハルトの言葉を聞いて、さすがハルト様ですわと目を輝かせているエヴァンシア。ハルトは相変わらずその瞳を直視できずに顔を逸らすのみである。


「作戦はどうしますか?」


「ソーシエラが撃ち落としてくれれば早いにゃ。」


「一人で全部は無理ですよ。ミーアも魔法の威力がかなり上がってきたのですから、ハルト様も含めて3人で撃ち落としましょう。落ちてきたものはレーヴェルが斬るということでいかがです?」


「手が足りなかったらオレも斬るさ。」


ではそれで、ということになりヒポグリフが出没するという地点までパルナソス山に登る。従来であれば、数時間は登ったところに出現するヒポグリフであるが、最近では比較的低い山道でも出没するようになっている。


「あれだにゃ。」


ミーアがさっそく遠くに飛んでいるヒポグリフを発見。


「この距離だとさすがに射程外だな。」


「では私が参ろう。」


そう言うなりレーヴェルがヒポグリフたちが飛びまわる方に向かって走り出した。


「にゃ!にゃにをしてるにゃ!?」


「勝負だー!」と叫びながら突進するレーヴェルにあっけに取られる4人だったが、各々気を持ち直し援護の準備に入る。


「ワタシから参ります。フォティア・スフェーラ!」


ソーシエラが火の魔法第二節を放ち、複数の火の玉がヒポグリフを牽制する。魔法の接近に気付いたヒポグリフたちはそれぞれ回避行動を取る。


「これは読みやすいにゃ!アネモス!」


「ケラウノス・ラフティオ!」


ミーアとハルトもそれぞれ魔法を放つ。ソーシエラの魔法を回避したところに放たれた二人の魔法を回避しきれずに直撃したヒポグリフ2体が空から落ちてくる。そこに合わせてレーヴェルが大きく飛び上がり、大上段斬りを放った。レーヴェルの斬撃を受けたヒポグリフは馬よりも太い首を落とされ光の粒になって霧散していく。


もう一体のヒポグリフは地面に叩きつけられるも辛うじて起き上がろうとしたが、ヒポグリフの首を斬り着地したレーヴェルがすぐさま駆け寄り、脳天に突きを入れ霧散していく。


空を飛んでいたヒポグリフは残り一体となっていたが、ソーシエラが追撃の魔法を放っていた。


「フォティア・ドリ・デアトリー!」


火の魔法第三節である炎の槍が放たれ、空を飛ぶヒポグリフを貫き、そのまま空中で光の粒になって霧散していく。残された魔石がカランと山道に転がった。


「レーヴェル・・・フツー特攻するか?どうなってんだよ?」


ハルトが呆れ声でレーヴェルに声をかける。


「魔法で撃ち落とせる者が3人もいるのだ。これくらい当然だろう。」


「そう言われてしまうと やらない訳にはいきませんね。」


ソーシエラが呆れながらも魔導士としてのプライドを刺激されたのか、やむを得ぬという反応を示す。


「まぁ上手くいったから良いか。ヒポグリフもそれほど脅威って感じでもないしな。」


「いやいや、普通はもっと大変にゃ。魔導士がパーティにいるなんて傭兵だと考えられないにゃ。このパーティだからってことを忘れちゃダメにゃ。」


「でも皆さんなら山越えも大丈夫そうですわね!」


エヴァンシアの元気な声に背中を押され、ハルトたちはヒポグリフ狩りを続ける。レーヴェルの剣技はかなりのレベルであり、剣が届くところまでヒポグリフが落ちれば一刀のもとに斬り伏せ続けた。ミーアの「剣技だけならハルトより上」という言葉に刺激されたハルトもレーヴェルに負けじと剣を振るった。山の夜は早いということで、合計10体のヒポグリフを葬ったところでハルトたちは山を下りていった。


◆━━━━━━━━━━━━━━━━━◆

夜、エヴァンシアはいつものように両手を胸の前で組んで祈りをささげる。


(遥か天の柱にて我らを見守りし御使い様。今日は新しい仲間が増えましたの!凛とされてとても美しく強そうな方ですわ。これで前衛が二人になりますので、パーティの安定感がさらに増したと思いますわ。500年前の勇者様も剣士と魔導士、斥候と神託の巫女というパーティで魔王を討伐されたのですよね?私たちもハルト様の元に集まった皆様で世界を救いますわ!)

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