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テーマ詩集:果樹園

マスクメロン

作者: 歌川 詩季
掲載日:2022/02/10

 嗅覚、あんまり良くないです。

 網タイツをすっぽりかぶって

 押し入るなんて無理がある

 せっかく おんなじかぶるなら

 ストッキングにしとけばよかったのに


 ごまかせるつもりだったとしたら

 どうかしてるとしか

 目が粗すぎちゃって 隠しきれないけど そのまえに

 まず 大切なこと忘れてないか?


 あんたが どんなにしらばっくれたって

 奥のほうから たちこめる 麝香(じゃこう)の香りが(あだ)となる

 揺るがぬ証拠さ 秘められた正体

 香り高いがゆえに嗅ぎあてた



 網タイツはぴったりくるが

 おしとおすのにも無理がある

 わざわざ そんなのかぶるなら

 ストッキングにしとけばよかったんだ


 やりすごせるでもと思ったとしたら

 うかつもいいとこ

 目が細かくたって ばればれなんだけど そのまえに

 なぁ 重要なこと忘れてないか?


 あんたが どんなにすっとぼけてみせても

 そのむこうから むせかえる 麝香(じゃこう)の匂いが命取り

 すべてを語るんだ 晒された醜態

 匂いたつがゆえに鼻につく

 麝香って、どんな香りなんだろ?

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