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9.祝祭3

「神様一人って寂しそうだね。私だったらお母さんやお兄ちゃんやヘリオスがいなくなって一人でずっといるのは耐えられないと思う」


「だから太陽神さまは、私たちを作ってくださったのかもしれないですね」

 アキレア王女がセレネに微笑む。


「神様と話せたらいいのにね。そうしたら神様も寂しくないかもね」


 やさしいセレネに皆が微笑む。


 魔法の存在する世界だから本当に神もいるのだろうか。


 もし神が存在しても全能の存在じゃないだろう。慈愛の心と皆を救う力を本当に持っていたら、善良な人々が日々の暮らしに困ることもないだろう。


 結局、神がいてもいなくても自分で頑張らないといけないのは変わらない。



 肉と脂の焼ける匂いが漂ってきた。


「私は戻ります。皆は食事を楽しんでください」


 俺たちは跪き、王女を見送ってから、レアさんが準備している食事を食べに行った。


 見回りの魔法師団の人が炎の魔法で焼いてくれたカトブレパスの肉は脂の甘味があり美味しかった。


 今世で初めてお腹いっぱい食べられて幸せな気持ちで俺は眠った。


短くてすいません。

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