私の彼氏と貴女の彼氏を交換。
私の親友の 『ミズキ』とは幼なじみで大人になった今でも物凄く仲がいい。
会える時は彼氏と予定が入っていてもデートの約束でも、お互い会う仲なの!
そして私の名前は 『りか』2年半付き合っている彼氏がいる。
ミズキも3年半付き合っている彼氏がいる。
私とミズキは、お互いの彼氏について不満を持っていた。
『私の彼は結構、優柔不断ではっきりしないのよねぇ~』
『わたしの彼は面倒くさがり屋で、本当に何もしたくないとか
言ってさ~! ホントに一緒に居ても何もしてくれないんだよねぇ~』
『りかは彼と? この先、 【結婚】とかする気あんの?』
『今は考えてないなぁ? ミズキこそどうなの? 彼氏と結婚は...?』
『今のところ全然ないかな~? なんか考えられないよねぇ~』
『うんうん。』
『あのさ~ わたし考えたんだけど......?』
『なになに?』
『1度だけ? 私たちの彼氏代えてみない?』
『代えるって? 彼と 彼氏を!?』
『そうそう! どうかな? 1日だけだよ~』
『まぁ、いいかもしれないねぇ~?』
『お互い知らない訳じゃないからね!』
『じゃ~ 明日、お互いの彼氏に話そうよ!』
『うん』
◆
そして、私たちはお互いの彼氏に 『彼氏を交換する』話をした。
【りか】
『昨日さ~ ミズキと話をしててねぇ~! あの、その、お互いの彼氏を交換
しないって話になったんだよねぇ~』
『何を言ってんだよ! わけわかんないしー!!!』
『だから~ 私たちの彼氏を1日だけ交換するって事なの~!』
『えぇ!? マジで言ってるの? そんな嫌だよ~』
『たった1日だけだから~!』
『意味わかんないじゃん! なんで! そんな事する必要があるんだよ~』
『だって~! 彼優柔不断じゃん! そこを何とかしてほしい!』
『まぁ、そうだけど...? でもなんなんだよ~ どうしてそうなるかな?』
『取りあえず1日だけだから~! 私の言う通りにして!』
『わ.わかったよ。』
【ミズキ】
『昨日さ~ りかと話してたんだけど...? 彼氏交換しようってなって!』
『はぁ!? 俺がりかちゃんの彼氏になるって事?』
『1日だけだよ~ いいでしょ?』
『面倒くさいよ~ 俺は嫌だ!』
『その面倒くさいって言うのが、私は嫌いなのよ!』
『仕方がないじゃん! 面倒くさいんだから......。』
『そういうところ? もう治らないの?』
『......』
『じゃ~1日りかの彼と交換すから、これ決まりだからね!』
『う.うん』
◇
...とまぁ! 『お互いの彼氏を交換』する事になった。
お互いの彼氏も、なんか気まずそうな感じから始まったこの 【彼氏交換。】
正直、私もミズキもドキドキだった。
お互いの家に行き、1日だけ一緒に住む。
しかも? 彼氏として一緒にいるなんてどうしたらいいんだろう?
でもいざ、一緒に生活してみると......? やっぱりうまくいかない。
お互い緊張と気を遣うし、それに物凄くぎこちないしやたら疲れた。
お互いの事がわからないのはキツイな。
彼氏だったら、ちょっとした事でも私の事を理解してくれるのに!
ふとそんな風に思った。
なんだか物凄く疲れて、あっけなく終わった1日だった。
案外、上手くいくかなと思ったけど......?
やっぱりお互いの彼氏がいいと言う結論に達した。
『彼氏の交換』はして良かったと思う。
彼氏のいいところがわかったし、この人で良かったと思えた。
それにりかもミズキも彼氏との 『結婚』を前向きに考えるようになった事。
最後までお読みいただきありがとうございました。




