第3章 〈ライバル〉
~帰り道~
翔「なんだったんだあの金髪野郎(怒)」
翔はぶつぶつと文句を言いながら歩いている
翔「あーーームカつく~(怒) だいたいあいつら(翼と綾)も何なんだバスケバスケって(怒) 」
そう言いながら翔が歩いていると
「どいてどいてアブなーーーい (汗)」
ドーーーーーン
翔の体が勢いよく転がる
翔「イッテーーーーな(怒) 何す...ん...だ」
翔は一瞬言葉につまった
「ごめんなさい、大丈夫ですか?(>_<)」
ポニーテイルの女の子が心配そうに聞く
翔「だ、大丈夫」(カ、カワイイΣ(//_//))
翔はおもわず目をそらす
ポニテ「あっ! 血が出てる (汗)」
女の子は翔の頬から血が出ているのを見てカバンからバンソウコウを取り出す
翔「だ、大丈夫っすよ! こんなのツバつけとけば.....」
ポニテ「ダメ!! じっとしてて!」
ペタ
翔の顔がいっきに赤くなる
ポニテ「あっ!!Σ( ̄□ ̄;) ヤバい!
私急いでるのてこれで。 本当にすみませんでした(>_<)」
彼女は腕時計を見て慌てて帰ってしまった
翔は少しの間動けなかった
~公園~
翔「さっきの子可愛かったな~、名前聞いとけばよかった。ポニーテイルヤベー(//_//)」
翔がベンチに座ってぶつぶつと呟いている
「ポニーテイル可愛いよな(//∇//)」
突然翔の後ろから声がする
翔「あんた誰だ?」(ムッ イケメン(苛))
その男のジャージにはKAISEI(海星)と書かれている
翔「う・み・ほ・し??」
ジャージ「そんなことどうでもいいからちょっとバスケ付き合ってくれ!!」
翔は少し顔をしかめる
ジャージ「お前のことどっかの大会で見た気がするんだ、ちっとはバスケできるんだろ。」
翔「やらねーよ、俺はバスケはやめたんだ。」
翔はベンチから立ち帰ろうとする
ジャージ「逃げんのか? 負けるのが怖いか??」
ジャージの男が翔を挑発する
ピク
翔「誰が負けるって?(怒) 上等だ! やってやろうじゃねぇか(怒)」
翔は簡単に挑発にのってしまう。
ジャージ「じゃあお前からオフィスだ!」
シュッ
パシッ
ジャージの男が翔にボールを渡す
ダムダム
翔がゆっくりとドリブルを始める
翔「貴様程度じゃ俺には勝てねーよ」
翔が左にフェイクを入れる
それにジャージの男が反応
翔「よっしゃー、抜いた!」
ジャージ(速いな、だが...)
翔はそのままレイアップに持っていく
翔「もらった!!」
バシッン
空中でボールが叩かれる
ジャージの男が転がったボールを拾う
ジャージ「その程度か?」
翔「.....。」
ジャージ「次はこっちからいくぞ。」
ダムダム
翔がかまえる
シュンッ
ジャージの男がフェイクも入れずに翔を抜き去る
ダンッ
男の身体が空に舞う
翔「ちくしょう、まだだ!」
ダンッ
翔シュートを止めようと跳ぶ
ドガーーーーーーン
男のボースハンドダンクが炸裂した
翔の身体は吹っ飛ばされる
ジャージ「暇潰しにもならねーな、付き合わせて悪かった」
地面に座っている翔にそう言ってジャージの男は帰っていった
翔は少しの間その場から動けなかった
翔「あの野郎(怒) 次会ったらボッコボコにしてやる」
この男との出逢いが翔に火をつけた