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癒やしを求めたら、奇跡と呼ばれて幽閉されました。  作者: 柊すい
第八章 風の届くところ

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あとがき

※カクヨムにも同名のものを公開しています。

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 こんにちは。柊すいです。

 本書を最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


 全年齢版では初の作品になります。

 主人公の田中が、催眠術で活躍するR-18版のお話しを先に書いています。

 彼は、催眠でいい思いをしつつ、人の心を開放させていきます。人の真相に触れ、相手も、田中も変わっていき、最後は人の心を操ってもいい未来はやってこなかった、という悲しい結末を迎えました。


 この物語は、そんな田中の、その後のお話です。

 だから、彼は人に優しく。なるべく催眠は使いたくない。最低限使う必要があれば使う。

 そんなことを芯にしています。


――


 もし、何もない人が異世界に転移したら。

 ギフトもスキルも無い世界に、ただひとり。

 ほんのちょっと人と違う特技がを生かして、生き抜いたらどうなるんだろう?

 すっと考えていました。


 世間では、レベルをカンストしたり、意図せず超人的な力を発揮する話があります。もちろん面白く、大好きな物語ではあります。

 でも、人間が地に足を付けて、日々の糧を得ながら、周囲の人と協力していく。

当たり前を当たり前に書いた世界があってもいいのではないかと、想像を繰り返しました。


 グライフェナウの街ができ、そこに住む人を考え、異世界人が溶けこんだらどうなるのかを考えました。話は通じるけど、読み書きはできないとか、武器を扱えないとか、時間の概念ですね。

 あまり設定にこだわっても、読者を置いてけぼりにしてしまうので――。雰囲気で伝わるようにしたつもりです。

 物語も、可能な限り場面転換を減らし、分かりやすく、読みやすくを心がけました。

 余計な人物や、物には、名前を付けていません。唯一、付けたのはフェンリッヒ商会ぐらい。固有名詞にしないと締まらないと思ったので。

 人が人を好きになる理由、過程も丁寧に書いたつもりです。

 田中は日本人なので、神道のような考え方にしています。これが、一神教の考え方にくさびを打つ、これも面白いかなと思ってメインの話に据えました。

 伝わったかな?


 さて、田中の物語は、まだまだ続きます。

 お付き合い頂ければ幸いです。


少し日にちを明けてから、第二章の連載予定です。

今暫くお待ちくださいませ!

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