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あやちゃんからの告白です!

 気づくと日付が変わりそうな時間になっていました。


 私はお布団で寝ようかと言おうとするとあやちゃんは一緒にベッドで寝ようと言ってきました。

 もちろん恥ずかしいので断ろうとしたのですがあやちゃんがとても悲しそうな眼で見てくるので仕方なく、ほんとに仕方なく一緒に寝ることにしました。


 返事をした瞬間、ベッドに押し倒されてしまいました。あやちゃんはニコニコと笑っていて、あまりの恥ずかしさにそっぽを向いて抵抗します。


 そんな私にあやちゃんはかわいいとかそんな甘い言葉を囁いてきます。さらにあやちゃんはそっぽを向く私を無理やり動かし、向き合うように寝させました。


 あやちゃんは結構力がある方なのでなす術もありません。仕方ないので思い切ってあやちゃんの胸に抱きつきます。


 あやちゃんの胸はとても柔らかかったです。


 とりあえずそのまま寝たフリをすることにしました。無視してしまうのは少し心が痛みますが、心を鬼にして寝ます。


 しばらくするとあやちゃんが声をかけてきます。しかし、ここは無視です。

 あやちゃんは私に抱きついてきたり、匂いを嗅いできたりします。恥ずかしくて止めたいのですが、どう反応して良いのかもわかりません。


…ひな、大好きだよ


 反応できずにいると上からそんな声が聞こえてきました。

 追い討ちをかけるかのようにたくさんの愛の言葉が私の頭に降り注ぎます。

 その上、頭や耳に頬擦りしたり、軽くキスをしたりしています。


 どう反応していいものか悩んでいると耳に生暖かいものを感じました。

 一瞬理解できませんでしたが、しばらくするとそれがあやちゃんの舌であると察しました。


 え?なんで?と疑問が次々に頭に浮かんできます。直前に言っていた《《大好き》》の言葉。


 もしかしてあやちゃんは私のことをそういう意味で好きなのではないか。


 そんな結論に至った私の頭には信じられないという気持ちと嬉しいと思ってしまう気持ちでごちゃまぜです。


 もしかして、私もあやちゃんのことを…?


 そんなことを考えていると耳に感じていた少しの快楽が急に大きくなりました。


…愛してる


 飛び切りの愛の言葉が聞こえた瞬間腰から頭にかけてキュンとするような快感が突き抜けます。

 それから私はあやちゃんに強く抱きしめられながら、あやちゃんの気持ち、そして自分自身の気持ちについて思考を巡らせることで朝日を迎えるのでした。

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