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妖怪駅舎の駅長さん〜幕間劇〜  作者: 鬼怒川まとい
幕間劇
3/6

〜桜〜


心地良い気温になり、街は春に包まれます。

5月、この時期は桜の季節です。

下田市地域は長野県なので関東よりも

少し遅れて桜が咲き誇るんです。

そして、下田の町は桜の名所なんです。

観光に来てもらえる絶好の時期なんです。

もちろん、この陽光温泉駅にも桜が咲きました。


「今年も綺麗に咲きましたね」


『そうだね』


駅舎にある大きな桜の木。

この時期に駅から出てくる人を

最初に出迎えてくれる桜の木。

二人して見上げる桜の木は、

いずみさんは他に人に見えないから

一人で見上げてる風に見えるんですかね?

という小さな疑問も忘れさせてくれます。


風が吹くと枝が揺れ、花びらが舞い

どこか幻想的な雰囲気を見せてくれます。


『・・・綺麗だね』


「ふぁ!?」


『桜』


わかってます。ただ不意打ちだったんで

びっくりしてしまいました。


「今年も忙しくなるといいですね」


『今年も、か』


「・・・今年こそは!活気付くといいですね」


『私はこのゆっくりとした空気が好きだよ』


「私も、好きですよ。

でも、この景色をもっと色々な人に

知ってもらいたいって思います」


『・・・そうか』


「知ってもらえれば、色んな人にこの気持ちを

味わってもらえますから」


『・・綺麗だからね』


「そうですね。是非、色んな方に見て欲しいですね」


『・・・それは駅長としてかい?』


「さて、どうでしょう」


わたし自身がどう思っているのか、

それはわたしにしかわからないのに、

わたしにはわからないんです。


不思議ですね。

メモ書きを短編にしました。

本当に久しぶりに書きましたけど

書くのは楽しいですね。

上手い下手は別にして。

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