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脳腫瘍と暮らす。  作者: chopmonkey
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生きる見方

私は23歳の頃、脳腫瘍が見つかりました。

それも厄介な場所にあるらしく、手術で切ると運動神経を傷つけて

右半身がだめになると言われました。

それから、15年。

私は厄介な同居人と暮らしています。


脳腫瘍が見つかって、知り合いや友達に話すと当たり前ですが悲観されます。

でも、当の私はそこまで悲観したり不幸だと思っていません。

悲観したってなくなるわけでもないし、

不幸だと思い過ごす一日も、笑って過ごす一日も同じ一日です。

だったら気楽にゆるーく過ごしていたほうが気持ち的に楽ではないかと思います。

もちろん制限はあります。

私はフラッシュのようなパッといきなり眩しい光を見ると倒れます。

脳の血管が光を見ることによって急に収縮して、電気のスイッチを切ったかのように

私はシャットダウンします。

そこだけ気を付けたらあとは普通の生活です。

私の感覚としては隠居生活が早く来た、そんな感覚です。

正直、死を覚悟したこともありました。

ただ、脳内出血が起こったらそこで私は終わると聞いたとき

死へのカウントダウンが始まったような気がしました。

だけど、いつ破裂するかなど誰もわからないし

普通に生きている方が交通事故や事件に巻き込まれることなど

それも誰もわかりません。

ただ、これが起きたら危険だよって忠告をれたような

漠然としていたことが目の前に見えたという感じでした。

それはこれから、のんびりと書き綴っていこうかと思います。

私は今生きています、どんなことになっても今を生きています。

最悪だとも不幸だとも思っていません。

人生、生きていたらなんとかなります。

生きていないとなんとかなりません。

そんな私のエッセイです、末永くお相手いただけたら幸いです。


草々


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