表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ハチャメチャ!!  作者: 神楽 弓楽
プロローグ(改稿前)
6/41

閑話 「2人はお腹の中」

ロリ神にされた2人は、老神の確認の元とある異世界に送り出された。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


(………うん…あたたかい……。気持ちいいー………)

全身が何かに包まれているようで、心地良く

意識に靄がかかったようにまともな考えができない彼女―前世は麻木香奈―は、ただその気持ちよさに身を任せていた。


そして、青年―前世は狭間刀哉―は、

(ふぅ、あったかくて気持ちいいな。こりゃ、いくらでも寝れそうだ。)

寝続けるぐらいは、この状況を満喫していた。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

どれくらい時間が経っただろうか…青年はある程度把握できてきた



(ふわぁぁ~……しっかし、まさか胎児を経験するとは思わなかった。)

青年は、自分のお腹あたりと繋がっている紐を触りながら思う

(しかも双子か。めったに動かないけど、ずっと寝てんのか?……いや普通はそうか…)

目を開けることはできないが、それぐらいは分かる青年は、動いて問題を起こさないようたまに寝返りをするぐらいでおとなしくしている。



そんなことを考えている青年のそばで彼女は

(ふふふ……イチゴパフェ~…バナナクレープ、ショートケーキ……お~いしい~)

口をパクパクさせながら手を何かをつかむように動かしている。

………幸せな夢を見ているようだ。


――現在2人が生まれるまであと少し


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


ところ変わってお腹の外


「オルグ!!今、少し動いたわ!」

お腹が膨らんでいる青い髪の女性は、近くで子供たちの相手をしていた赤髪の男性を呼ぶ

呼ばれた男性と遊んでいた子供たちは女性の言葉にすぐ寄ってくる


「本当か、マリヤ!?もうそろそろだなっ。」

男性は、優しく女性のお腹を触る。


「いもうとできるのー?」

女性の左から2歳ぐらいの赤みがかった金髪の少女が、女性の服を握りながら聞いてくる。


「僕は、弟がいいなぁー」

少女の反対には、3歳くらいのうすい青い髪の少年が、男性の真似でお腹をポンポンっと叩く。


「ふふふっ。そうねもうすぐね。もうすぐライルとエリナは、お兄ちゃん、お姉ちゃんね」

女性は微笑みながら子供たちの頭を優しく撫でる。


「もうマリ婆さんも呼ぶか?」

「大丈夫よ。もうよんだから…あと2日ぐらいで来てくれるわ」

「それならよかった。あんまり動かないないほうがいいぞ。もうお前だけの体じゃないんだ。」

「わかってるわ。無理をするつもりはないわ。家事だってネマさんがしてくれてるわ。」

「そう言えば、メイドの本来の仕事ができるって張り切っていたな……メイドとして来ているんだから仕事は取らないようにしてやれ。」

「まぁ、そしたら私が暇になってしまうわっ」

そう言って「困ったわ」と言いつつ、手を頬にあてているが、まったく困っているように見えない。

そんなマリヤにそっと口づけするオルガ

子供たちも真似て母親の頬にキスする。


温かな家族にもうすぐ新しい命が生まれる。



アツアツな両親です


次話は、生まれた後です


カナは、お腹の中にいた時の記憶はほとんどないです。

トウヤが異常なだけです



感想お願いします


更新日は、主に土曜、日曜になると思います

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ