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ハチャメチャ!!  作者: 神楽 弓楽
1章 赤ちゃんin異世界(改稿前)
14/41

8話  「順応性が俺以上」

ちょっとリアルの都合で更新早めにしました


今週の土日は更新できるか未定です

すみません

――ユーグside

母さんが倒れた日、いつの間にか気絶した。

目が覚めたら母さんの腕の中にいた。

暖かく、いい匂いがして、何故か安心できた

………最近甘える事に抵抗がなくなってきている気がする。気を引き締めないと


ユリエは目が覚めた時母さんを見て、かなり泣いていた。

前世で両親を幼い頃交通事故で突然失った事が未だにトラウマだと、ユリエ自身が言っていた。


まぁ俺も幼い頃から両親がいなくて、母方の叔父と暮らしていた。

母親は、俺が生まれた時に、父親は2歳の頃に借金抱えて蒸発

借金は叔父が返済していた。

記憶がないからそこまで思う事はないし、叔父の育て方が過酷だったので、幼い頃は考える事すらなかった。

4歳で教えてもらった事がウサギのさばき方

幼い俺にナイフ渡して、「生きていく為だ」と言って、さばかせる叔父は、色々と生きていく時代や場所を間違えていたと思う

小学生で山での毒物の区別が得意だった。

………自分でもかなりおかしいと思う


俺がおかしさに気付いてから多少は叔父も自重するようになったと思う

精々長期休みに食料現地調達の2週間山(又は海)篭りで参加する人は俺、叔父、師匠(幼馴染の祖父)、幼馴染

………これが旅行だったと思っていた当時の俺を殴りたい


少し愚痴になってきたが、叔父や幼馴染の家族のおかげで、俺はそんなにさびしくは無かった。

…みんな、今何してるんだろうな

……叔父は、家(の跡地)に帰ってきんだろうか?

………アイツ(幼馴染)は彼氏できたかもな?

…………おばさんの手料理食べてぇーな


…ちょっと感傷的になってるな俺、今の母さんが倒れたの見たせいかな?


今の母さんは、前世の母さんを写真で知らない俺にとってみれば、本当の母親だ。

せめて、前世で出来なかった親孝行をたくさんしたいと思う



そろそろ眠い、赤ちゃんの活動時間は思ったより短いんだよな……特に最近寝る時間が長い……気が……すりゅ………


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

………うん?

見慣れない天井だ……

………なっ!!

『なっ!?なんだっあれ!?』

『あひゃいっ!!?』

俺の念話にユリエが驚く

『あっわりぃ』

ついつい念話で話してしまった。寝ていたユリエを起こしてしまった。

この念話、話そうとしなくても流れる時あるんだよな。気をつけよう

『き、急にどうしたの?お、大きな声で』

『いや、ちょっと前のいた時との区別が上手く出来て無くてな』

ユリエに念話で謝る

………ユリエが今にも泣きそうだ


『えっ?あ、あの妖精(・・・)みたいな子のこと?』

『ああ、あの光る玉(・・・)のような』

俺が今驚いた事は、空中をフワフワと浮いている光の玉にも見える小さな小さな人の形をした光の塊

それが、部屋が変わってから、母さんが倒れた日から見えるようになった


ユリエは、妖精さんだ!、精霊さんだ!と大興奮していたが、未だなれない俺は、たまに寝起きに驚いたりすることがある。

………仕方ないだろ。目を開けたら目の前に光がドアップで見えるんだから


これが何なのか俺にはまだよく分からない

『うぅぅ……お腹減ったよぉぉ……ぐすっ』

あっ、ユリエが泣き出した。


………こいつ、俺と同い年だよな?

ホントに赤ちゃん生活満喫してるよ……順応性が俺以上だよ。

絶対叔父のサバイバル生活に着いて行けそうだ。

とりあえず、俺も腹減ったから泣いとくか


――フワフワ、キラキラ

ホントにこの光る玉何なんだろう?

次は、ユリエで書こうと思います


光の玉が見えるようになったのは、体に魔力が通るようになったからです

玉が見える人は、それなりに魔力量がないといけません


ユーグが泣く時は腹が減った時か排泄物の処理をして欲しい時だけ

ユリエは、様々な理由で泣く

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