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準備 壱
「クリスマスって何を食べるんでしょうか」
「うーん、やっぱ、でっかいチキンとかじゃね?」
「え、そうなんですか?」
「いや、知らね。‥まぁ、自分が食べたいものでよくね?」
「そうですか? そうですね~‥‥何が食べたいですか?」
「俺? 俺は‥そうだなぁ‥‥‥ハンバーグ!」
住宅街や、商店街はあるイベントのおかげて光輝いていた。
やっぱり飾り付けと言うのはやりたいわけで。と言うかある意味戦争なんじゃないかと思う。
どこが一番派手で美しいか、と言う戦争。
そんなのどうでもいいよね。美しくて楽しければそれで成り立つんだよ。
今日は12月25日。
とうとうやってきた。
───クリスマスが。
俺は今コイツと一緒に、近くの商店街まで出掛けている。
クリスマスパーティに必要な材料を買うためだ。
「ハンバーグですか。ハンバーグですと‥‥ひき肉?とかが必要になりますね」
「だな。‥ま、一応適当に買って帰るか。寒いし」
「そうですね。こんなに美しいとはいえ寒いものは寒いですからね」
俺はマフラーに口元を隠すようにして少し顔を埋める。
その隣でも同じことをしていた。
俺はそんなことに口元を緩めながら、買い出しに足を進めた。




