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初出勤!波乱のニオイ…?

さあ、新米たちの物語、はじまり、はじまり…

春の採用試験に受かって、俺たちは今、同期入隊の連中といっしょに、戦士隊の隊舎に集合している。

今日は、入隊してから初めてとなる任務を言い渡される、と聞いている。


「どんな任務なんだろうな…」


試験のときに顔見知りになった、デューク、というヤツが話しかけてきた。緊張しているらしい。


「さあなぁ…。だけど、新人に最初から難しい内容は振らないだろうから、あんまり心配しなくてもいいんじゃないか?」


「そうだけどさ…」


デュークが不安そうな顔で、まわりの“同期”たちを見回す。

まあ…、なんとなく、言いたいことはわかるけどさ。


今回の新規入隊者は、俺たち以外はみんな、ある程度の年齢(らしき)の者ばかりで、しかも全員、なんらかの経験ありといった感じの顔ばかり。まったくの若者ルーキーは、俺たちふたりだけ、しか見当たらない。

それでも入隊試験には受かったわけだから、あまりおどおどする必要はない。…ない、はずだ、うん。……俺もちょっと緊張してるな。



『総員!注目せよ!』


隊舎前の演台に、先任らしき人影が上る。


『まずは諸君、入隊おめでとう!諸君ら新人はこのあと、三ヶ月の研修任務を経て、正式に我々の後輩として、各部隊に配属されることとなる!』


おお…、という声があちこちから上がる。が、すぐにみな口をつぐんで、ふたたび前に立つ先任に注目し、続く言葉を待つ体勢に戻る──さあ、誰がどんな任務を言い渡されるだろう。


珍しい薬草の採取・品物の護送・小型モンスター駆除…名前とともに次々と、ソイツに割り振られる任務内容が言い渡されてゆく。

俺たちが呼ばれたのは最後になった。


『デューク・アロン、およびカズナ・ロゥ』


「「はい!」」


『両名には、協力しての遠征調査任務に当たってもらう!』


「「え」」


遠征調査任務だとぅ!?

しかも、二人一緒に!?


隣のデュークと目を見交わして、相手の顔も俺のと同じくらい困惑しているのを確認する。


どうなるんだ俺たち……。

初めて人目に晒すオリジナルストーリーの登場人物キャラクターたち。

すっごくドキドキしていますw


作中で、想像のナナメ上をいく初仕事を言い渡されて、ダブル主人公カズナくんとデュークくんもきっとドキドキしていることでしょうww


読んでくださった方も、カズナやデュークといっしょにドキドキしていただけるようなお話を書けるよう、がんばりますm(_ _)m

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