04話
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うん。迷子です。
ここの校舎広すぎる。
そんな文句を言いつつ俺が校舎をウロウロしていると青色の髪にいかにも美少年といった風貌の男が話しかけてきた。
「やあ、ミヤビ君。どうしてこんなところでウロウロしてるんだい?」
そう笑顔で近づいてくる。
気持ち悪い。
普通の人は気が付かないかもしれないがこの笑顔は100%愛想笑いだ。
なぜ分かるかって?
俺が愛想笑いの達人だからさ!
こんな愛想笑いはまだまだ中級だ。
ていうかこいつは俺の友達なのだろうか。
よくわからないので俺は上級者の愛想笑いを浮かべ青髪の美少年に問いかけた。
「校舎を散歩していただけだよ、お前もこんなところで何やってんだ?」
「へーー変わったのは髪の色だけじゃないようだね。僕もそんな感じだよ」
何故か少し睨まれたが、また少しして気色の悪い笑顔に戻した。
俺は一緒に教室に行こうと言いつつ相手について色々遠回しに聞く。
どうやらこの美少年の名前はシリウス、同じ学年らしくこの学年で一番トップの成績らしいので褒めておいた。
やっぱりトップの人にはごまスリスリしとかないとね。
シリウスは上級クラスらしく教室の前まで来るとじゃまた今度ねと別れると俺は自分のクラスに足を向ける。
ちなみにリュフェこと俺は下級のクラスだ。
まあ2クラスしかないんだけどな。
そしていざ教室に入ると誰も話しかけてこなかった。
おいおいこの世界のリュフェ君嫌われているのかな?
座席表を見て自分の席に座る。
すると隣の席の女が俺の名を呼んだ
「ミヤビーーーまたいじめられたのか??髪の毛の色変えられるとか新手のいじめだなあ」
まあ前より似合ってるけどねとニシシと笑いながら言ってきた。
見た目は前世風に言うなら金髪ヤンキーだ。
まあ聞いた感じ俺の友人だろう。
「いや違う、イメチェンだよ。こっちの方がかっこいいだろ?あといじめっ子は朝成敗してきたよ」
「え…皆話してた噂本当だったの…」
どうやらもう朝の噂は広まっているみたいだ。
別に困ることはないからいいだろう。
そしてちらりと女の教科書を見る。
ふむ彼女の名前はミリー・アイネか。
うん。
これなら怪しまれずにクラスの人の名前を覚えることができるな
「それよりアイネ、魔法使えるようになるのはいつだっけ」
するとアイネは頬を赤くした。
「な、名前呼び…」
どうやら今まで苗字で呼んでいたみたいだ。
「あー今日から名前で呼びたくなってさ。嫌なら苗字で呼ぶよ」
「名前でいいです!ていうか名前で呼んで!」
鼻息を荒くしながら俺の顔の前で叫ぶ。
いい匂いだなあと失礼なことを考えながらわざと困った顔をした。
「あ、ごめん…そうだ!魔法使えるのはいつだという話だよね!明々後日だよ!明々後日!」
まじかよもうすぐうやないかーい。
アイネの話を聞いてるうちに分かったことだが魔法をつかうためには詠唱や種類を覚えないといけないらしくそれは中学生のうちに勉強するらしい。
つまり俺はこの世界の記憶がないから一から覚えないといけないわけだ。
そう頭を悩ましているとチャイムが鳴った。




