02話
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やけに豪華な朝食を食べ終えた俺は本が沢山置いてある場所をメイドのクリムに聞きつけた。
この世界の常識などを調べておくためだ。
しかし驚いた。
まさかこんな人数の人が自分の家で働いているとは。
並べられた朝食を前に大勢の人がいきなり、おはようございますと頭を下げて来たときは腰を抜かすかと思った。
そんなことを考えていたら書物庫的なところについた。
「結構沢山あるな。」
小学生が使う図書室くらいの大きさの部屋にずらーと棚が並んでいた。
俺は適当に本を取り、読みすすめる。
「魂の器に神の雫を器一杯満たすであろう、さすれば汝には魔法の資格が与えられる。か…」
3時間ほど本を読み進めて分かったことだが、どうやらこの世界は高校生になったら魔法が使える儀式が行われるようだ。
まあ確かに餓鬼の頃から使えたらそれで人殺す奴も出てくるだろうしな。
俺は基本貴族しか通えないエスカレーター式の中学校に通っているみたいだが、いわゆる俺は3年生。もうすぐで魔法を使えるというわけか。
ワクワクすっぞ!
ここの世界の魔法は手のひらに自分の魔力の元、魔素を手のひらに浮かべることから始まり、その魔素の色によって適正魔法が分かるらしい。
ちなみに色が濃いほど適正魔法のなかでもレベルが高い魔法が使えるみたいだぞ。
そして棚の本を読み漁っているともうすっかり夜になっていた。
明日から学校が始まるみたいなのでもう寝ないといけない。
俺は風呂に入り、ベッドに横になる。
てか1日3食食べたの初めてだな。
さあ!学校だ!
俺は新しい人間関係に思いを馳せながら前世の学校とは違い軽い足取りで学校へと向かう。
遠くにお城みたいな建物が見える。
「まさかあれが校舎か?」
学校の前につくと色とりどりの髪をした生徒たちが登校していた。
すげぇこれが異世界か。
そんなしょうもないことで改めて異世界に来たということを実感していると何故か皆俺のことを見ていた。
冷や汗が流れる。まさかこの世界のこいつリュフェは前科持ちか、いやそれならこの学校には入れないはずだ。思考しても意味ないな。取り敢えず誰か脅して…
「いって」
後ろから誰かが俺のことを蹴り前に倒れてしまう。
振り向くとやけに体がごつい男とその取り巻きと思われる人たちに囲まれていた。
「おい、ミヤビ。平民のくせに何調子乗って髪染めてんだよ」
ん?イマコイツナニイッタ?
ミヤビ?
ナゼシッテル?
その時リュフェの周りだけ空気が変わったことに気づいたものはいなかった
リュフェの容姿は限りなく前世の雅に似ています!




