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超時空戦闘空母アマテラス  作者: 海乃 千鶴
17/67

第017話 戦争の気配 3


 孝充は健介と一緒にアマテラスの格納庫に居た

理由は健介がミスリルダンジョンで作った

ミスリルゴーレムの改造をする為だ


《全部デザインが違うけど

もしかして

アニメとか特撮に出てたのを全てコンプする心算か?》


「その心算だけど

でも多少はデザインは変えて有るんだよね

ゴチャゴチャと体に装備を付け過ぎのロボが沢山いたよね

子供心に何時も思ってたんだよね

如何やって動くんじゃ--!!てね

なので余計な物は取付けないで

スマート&カラフルがコンセプトだ!」


《2mサイズはフルフェイスマスクの戦闘員か

でも全員手を挙げて(イッ!!)とかしか云わないぞ》


「戦闘員の返事と云ったらフルフェイスマスクの(イッ!!)だろ

そんなの常識だぞ

それに戦闘だけじゃないぞ

家事や土木建築なんかも出来る様に

オールマイティーにしたんだよ」


《そうか

それはそれで良いとしても

15mサイズはなんだ

半分が如何見ても怪獣だろう?》


「そうだよ

俺は怪獣も好きなんだ

それに鳴き声も劇中と同じにして有る

これを見た敵の兵士達は驚くぞ」


《イヤイヤ

驚かない方が可笑しいから

てっ云うか

お前の価値観って・・・・・》


とっ云う訳で孝充と健介は

アマテラスの中でそれぞれ思い思いの武器を製作していくのだった

健介は空中浮遊戦車等浮遊物の車両系を開発していく

特に孝充を大喜びさせたのが

屋台ゴーレム軍団だ

これはワゴンタイプがトランスフォームして

屋台に変化してしまう品物だ

また攻撃を受けた場合人型にも変化が出来

反撃迄も出来てしまうのだ

焼きそば、たこ焼き、たい焼き、今川焼、イカ焼き、バーガーショップ、

ホットドッグ、アイス屋等々のお祭りゴーレム軍団だ

後にお祭りゴーレム軍団は秋乃島に次々と出来る街で人気が出て

追加注文が幾つも出る程になるのだった


何事も無く四五日が経過した或る日

ナビからの報告で

クレーランド王国海軍が遂に動き出した様だ

そして竜母は10艦全艦出撃

スパイゴーレムからの報告通りだった

秋乃島海軍は当初の計画通り

180K付近で隠蔽魔法を掛け

護衛艦2隻ミサイル艇2隻と大型タグボート1隻が待機

敵の連絡用竜母の拿捕準備を始めるのだった


2日後の夕刻予定地点に漸くやって来たクレーランド海軍

やはり帆掛け船はスピード遅い

彼等は約三日掛けて180Kを走破した来た計算だ

クレーランド軍本隊は連絡用竜母を残し

其の侭秋乃島に向かうのだが


その日の深夜

秋乃島特殊部隊10名と臨時政府のドメル少佐で

敵竜母に転移

其の侭静かに敵を鎮圧

騎竜隊のワイバーンはそのまま船内の厩舎に閉じ込め

ほんの10分程で敵の竜母を拿捕してしまうので有った


やがて夜が明け

何時の間にか捕まり気を失ってしまっていた

竜母艦長のサルガッソーは思った

此奴等は何者何だと

其処に突然現れたドメル少佐


「貴様はドメルか!!

キサマ--ッ!!

裏切る気か!!」


「先に裏切ったのはお前達だろう

全部知っているのだぞ

相変わらず姑息な奴だな

お前達は秋乃島の捕虜となった

騒げば痛い思いをするからな

大人しくしていれば大丈夫だ

何せ秋乃島は民主主義の国家だ

お前達の人権だけは保障される

良かったな王国の様に直に死刑とはなら無いからな」


「何故此の船は走っているのだ

帆も畳んでいるのに」


「そうか

疑問か

それでは舳先に案内をしよう

来い!!」


「何だ此れは!!

小さな船が引っ張っている

それも凄い速さだ!

それに回りの船はなんだ

帆も無いのに動いている」


「この船の速度に合わせているのだ

牽引してなければ

この二倍以上の速さで走る」


「そんな馬鹿な!!」


「秋乃島は魔導科学立国だ

信じられんかも知れんが

あの小さい方の船一隻で王国海軍は全て全滅する」


「そんな馬鹿な事が!」


「まっ黙って見てれば分かるさ」


竜母捕縛隊は敵船団を迂回し

大凡5時間程で西の港に着き

捕虜は全員隷属の首輪をハメられ

警務隊に全員引き渡された

そして再度連絡用竜母捕縛の為360K地点に

ドメル少佐達は向かった


一方収監された捕虜達は

明るい刑務所内に驚き

入浴を強要され囚人服に着替え

その後食事の時間になるのだ

そして大食堂に案内された捕虜達なのだが


「何だ!

此の汚い茶色の飯は!」


「うっ旨いぞ!!

それもスパイシーでメチャメチャ美味い!」


「何だと!

よし!俺も

本当だメチャメチャ美味い」


そしてカレーの他にもサラダとコンソメスープが出され

食後のデザートにミックスフルーツのシロップ漬け

その後コーヒーが出され

煙草が欲しい者は別室の喫煙室に行かされた


煙草を吸いコーヒーを飲みながら

捕虜達が話始めた


「俺達って捕虜なんだよな?」


「なんかよ

自分家に居るよりも待遇が良いんだけどよ」


「確かにそうだな

暴力も受けないし

牢屋とは思えない綺麗な部屋だしな

不思議だ」


翌朝7時に館内放送で起こされ

グラウンドに集合

ラジオ体操の後看守の代表から朝の挨拶と訓示

その後朝食

その後グラウンドで自由時間

室内の休憩所の方では

クレーランドの文字に訳された

カラー新聞が10部置かれていて

自分達の写真が掲載されていた事に驚いてしまった様だ

他にテレビも置いて有り

自分達の動く絵を見てテレビに釘付けになるのだった

その後一人ずつ呼ばれ尋問


「所属とお名前を教えて下さい」


「はい、竜母ドーラス乗組員

二等海兵 ドリトスで有ります」


「それではドリトスさんは奴隷では無いのですね?」


「ハイ!竜母ドーラスには清掃要員として

10名程の奴隷が乗船していたと思います

それと・・・・・

我々は如何なるのでしょうか?」


「そうですね奴隷は取り調べの後

何も無ければ即時解放

兵士の場合

幹部以外は元ランペスト将軍の配下となるでしょう」


「えっ!?そうなんですか?」


「はい、そうですよ

元ランペスト将軍は亡命臨時クレーランド政府の

大統領に就任していますので」


ドーラスは死刑になる事を恐れていたが

そうでは無く

ランペスト将軍の配下になると聞いて安心するのだった



今現在の孝充の大凡のステータス到達Lv.

姓名:秋乃嶋 孝充

年齢:18

H.Lv:1040000

M.Lv:1040000

スキル:万能魔法創造、言語文字疎通、異次元召喚魔法、飛翔魔法、加速魔法、

構造物製作魔法、鉄糸拘束魔法、高度錬金術魔法、高位転移魔法

加護:創造神の加護、太陽系創造神の加護、白金竜神の加護

状態:普通

属性:全属性

剣技:∞帯刀妖刀村正

弓技:∞妖弓烈山

Hp.:1060000

Mp.:1060000

Lp.:1040000






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