第０１３話 初めての冒険 ７
日本から戻って来た孝充達
「パンデランガーは此れから如何するの？」
《え？
俺はお前達の仲間になるよ》
「えっ！？そうなの」
《今迄ダンジョンに籠ってたけど
之からはお前達と一緒に冒険がしたい》
「まっお前がそう云うなら
好いんじゃないかな
てっ云うかお前
名前を日本語名に戻したら如何だ？」
《そうだな～？・・・・・・・
それもそうだな そうするわ
俺の名前は鈴木 健介だ
健介でいいよ
宜しく頼む》
「ああっ健介宜しくな
それと頼みが有るんだけど
このダンジョンの希少金属を全て回収させて欲しいんだけど」
《あ！全然好いぞ
このダンジョンも元に戻そうと考えてたからな》
「そうか助かるよ」
《でも相当有るぞ
たぶん概算で２０億トン以上とか有るぞ
回収出来るのか？
それに土砂とか色々とごちゃ混ぜだから取り出せるのか？》
「それは大丈夫だよ
今迄材料が足りなくてさ
これで戦闘空母が作れるよ」
《戦闘空母？》
「そう
空飛ぶ空母を今造ってたんだけど
材料が足りなくて此のダンジョンに来たのさ」
《そうだったのか
納得したわ
空飛ぶ戦闘空母か～なんか面白そうだな・・・・・・・》
そして孝充は説明を始める
希少金属を抽出する為に
このダンジョンを無人にしなければならない
その為にゴミール達の元へ行って外に出て貰うと
「如何だ！
動ける様になったか？」
「ああ
孝充・・・・・済まなかったな
手間を取らせてしまって」
「ああ、気にするな
それよりも此のダンジョンは収縮して閉じ始める
ゴミール達は急いで外に戻れ
ゴーレム達は全て倒したからお前達だけでも大丈夫だ」
「分かった
急いで外に向かうよ」
ゴミール達が外に向かうのを確認してから
孝充は地下１０階層の希少金属、鉱物等の抽出を始めると
全てを巻き込んだかの様な土砂嵐が始まり
最下層の奥から土砂や岩で埋まり始める
外に向かいながらダンジョンは埋ってしまい
孝充達が入り口の鉄扉から出て来た時には
通路のトンネルも埋ってしまったのだ
それを見ていたゴミール達やギルドの管理者達も
目を丸くするのだった
孝充が抽出した希少金属や鉱物は何と３０億トンを超えていたのだった
それも不純物を含んでいない
高純度の素材ばかりなので有る
《お前
メチャメチャ凄い魔力だな》
とっ声を掛ける健介
「イヤイヤお前も凄いだろ
真か日本に転移出来るとは思わなかったぞ
お前こそ凄い魔力じゃないか」
《いやな～実はアレには秘密が在ってな
時間別の色々な多次元宇宙の太陽系に似た所に
自分の眼のゴーレムを大量に作り出し
転移させてやっと見付けたんだよ
見つけ出すのに二千年以上も掛ったんだぜ
後な時間は概念であって実際には無いからな
それだけは付け加えておくぞ》
「若しかしてお前
二千年以上引き篭もってたのか」
《そんなに笑うなよ
数えて無いから分らんけど
タブン二千五百年以上三千年未満だと思う
だって太陽系に似た星系って
簡易な時系列枠で分けてもメチャメチャ沢山有るんだぞ
やっぱ俺も地球に未練が有ったんだな》
「そうか
良く頑張ったな」
《ああ
有難う》
孝充達が戻った頃には日が傾き始めていた
ギルドの管理者達は数名を残し報告の為早馬を走らせ
ゴミール達と孝充達は合同でキャンプをする事になった
やがて夜になり
孝充が生ビールのタンクを出した為
キャンプはギルド選任管理者も含め宴会状態に成っていた
ナビと巴は調理とサーバーからビール注ぎ
忠勝は屋根の上で警護しながら
襲って来る魔物達を次々に駆り捲くっていたのだった
「なあ健介
質問が有るんだけど」
《おお、
どんな質問だ》
「色々な宇宙の太陽系を調べたって言ってたよな」
《ああ
それが何か？》
「教えてくれ
宇宙人は居たのか？」
《ああ
結構多種多様な宇宙人達が数多く居たぞ
でも殆どが地球の様に文明の低い惑星ばかりだな
宇宙を自由に飛び回れる宇宙人は五千種位かな
地球の有る宇宙域では十数種位だな
あと次元を超えれる宇宙人は百種もいないと思う
それと地球の有る宇宙には居なかったな
後な宇宙は無限に有る
なので俺が調べたのはほんの少しの宇宙だけだぞ》
「そうか
有難う
宇宙人って居たんだな
嬉しいよ」
《お前
子供だな》
「今度
お前の脳波から宇宙人の姿をプリントアウトさせてくれ」
《え！？(◎o◎)》
睡眠後大凡の最終ステータス到達Lv.
姓名：秋の島 孝充
年齢：１８
H.Lv:６１００００
M.Lv：６１００００
スキル：万能魔法創造、言語文字疎通、異次元召喚魔法、飛翔魔法、加速魔法、
構造物製作魔法、鉄糸拘束魔法、高度錬金術魔法、高位転移魔法（new）
加護：創造神の加護、太陽系創造神の加護、白金竜神の加護
状態：普通
属性：全属性
剣技：∞帯刀妖刀村正
弓技：∞妖弓烈山
Hp.：６３００００
Mp.:６３００００
Lp.:６１００００
