第010話 初めての冒険 4
孝充達は集合時間になり
ミスリルダンジョンの近くの森に戻って来た
巴と忠勝もノルマを熟し
三角サイ8頭を狩り
他にBランクのゴールドパイソン72頭と
同じくBランクの巨大森林ワームを5匹狩って来ていた
そして皆で戦果を報告し終わり
孝充の方は収納から何時ものコンテナハウスを出し
休憩をしていた
『今日は何にを食べたいですか?』
「そうだな
未だ食べた事が無いから
今日は外でワイバーンのバーベキューでもするか」
ゴミール達も2時間弱で60Kを走破して
ダンジョン近くまで来ていた
地球人からすると驚異的な脚力である
単眼鏡で孝充達の監視をしながら
やがてゴミール達も夕食の準備を始める
「おい!
あいつ等なんで家が有るんじゃーー!!
普通テントじゃねえのかよ
それに上に浮かんでいるデカい風船は何だ
メチャメチャ明るいじゃねえか
何を吞気にリクライニングして
寝そべって本読んでんだよ
あんなイス何処に売ってんだよ
ん!?
音楽?
なんで音楽が聞こえんだよ
魔道具?
てっ云うか
此処魔物達が居るジャングルのど真ん中じゃねえかーーーーッ!!
あいつ等のアタマは絶対可笑しい
・・・・・・・
あいつ等外で肉を焼くみたいだぞ
それに控え俺達はオークの干し肉と水だぜ
絶対に許せねーーーーー!!・・・・・・・」
「なに野菜ばっか喰ってんだよ
肉だよ!お肉を喰えよ!・・・・・・・」
「メチャメチャ好い臭いだ
たぶんアレはワイバーンの肉だ
俺は高貴な生まれだから何度も喰ってるから分かるんだ・・・・・・・」
「でもあんちゃん
父ちゃん只の門番って言ってたぞ」
「良いかナマゴミール
良く聞け
此れは秘密だったんだが
俺達は高貴な生まれなんだよ
それを死んだ親父が秘密にしてたんだ
此れから俺達兄弟は秘密は無しだ!
分かったな!」
「あんちゃんがそう云うなら
そうするよ
あんちゃんの云う事は何時も正しいからな」
「そうだぞ
それでこそ俺の弟だ^^
いいかナマゴミール!
俺の云う事はいつも全部正しいのだ
分かったな!
フフフフフッ」
「あんちゃん
カッコいい~~~~~」
変って此方は孝充達
「なあナビ
あいつ等本当に面白いな
まるで漫才だよな」
『イヤ、余りにもくだらなくて
哀れにも感じます』
ゴミール達の話はスパイゴーレムのお蔭で
孝充達に筒抜けなので有った
「だから面白いのさ
やはり笑いは必要だと思うぞ」
『そうですかね?』
「後からチョット脅かしてやろうかな
楽しいな~ッ」
食事が終わった後に孝充は
悪戯でゴミールの後ろに行き成り転移して声を掛けた
「オイ!」
「ヒャーーーーッ\(◎o◎)/!!」
「誰かと思ったらゴミールじゃないか
何だお前達も来てたのか」
「おう、ォゥ」
「そうか
おすそ分けだ
ホレ!喰え!」
其処には大皿に盛られた
山盛りの焼いた肉を持って孝充が立っていた
「おう・・・・・
ありがとう」
「なんか
近くに誰か居るな~とっ思ったんだよ
まさかゴミール達だとは思わなかったよ
じゃっまた明日な^^」
「おう
態々すまねぇな(あ~ビックリした)」
「な~に
イイって事よ
ワイバーンの焼きたてだ
口に合うかは分らんけど
皆で食べてくれ
あ!それと皿は明日でいいぞ
じゃ~な(あの顔、あ~面白かった~~)」
孝充はゴミールの脅かしが成功した事で
満足してニコニコ顔でナビ達の元へ歩いて戻るのだった
睡眠後大凡の最終ステータス到達Lv.
姓名:秋乃嶋 孝充
年齢:18
H.Lv:210000
M.Lv:210000
スキル:万能魔法創造、全言語文字疎通、異次元召喚魔法、飛翔魔法、加速魔法、
構造物製作魔法、鉄糸拘束魔法、高度錬金術魔法(new)
加護:創造神の加護、太陽系創造神の加護、白金竜神の加護
状態:普通
属性:全属性
剣技:∞帯刀妖刀村正
弓技:∞妖弓烈山
Hp.:230000
Mp.:230000
Lp.:210000
*ゴミール達が目撃した風船は
作業用バルーンで要は暗照灯で有る
離れて見ると空中に浮かんでる様に見える