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キャンプ地到着

風にふかーれーて

どーこーまーでゆーくのかー

動かないゴブリンを見てから、

こちらはこれで大丈夫だろうと思い、おんちゃんの方へ向かう。すると


おんちゃん「どうだ!おら!」


棍棒を持ったゴブリンは足を引きずりながら、森へ逃げて行くところだった。

おんちゃんの投石は樹にあたって落ちた。


おん「おせーよ!」


俺「ごめん。でも大丈夫みたいやな。」


おん「撃退してやったし」


おんちゃんはとても誇らしげだ。

俺「さすがやな」


二重の意味で俺は言った。


戻るとカズの肩口の傷を伊藤さんと矢野ちゃんが洗っていた。

といってもペットボトルで川の水を汲み、傷口にかけるだけだが……いたそ!


伊藤「ごめん、消毒できたらいいんだけど…」


カズ「大丈夫、大丈夫。」


と言ってるカズの顔はわりと元気そうだ。

救急箱なんてないから、全員のありったけの絆創膏と俺のタオルで傷を押さえて止血した。


それから夕方まで歩き、岩山を登った。

周りを見回したところ、遥か遠くに城のような丸い城壁と建物が見えた。


カズ「遠いな…」


伊藤「大丈夫、二人なら一緒に行けるって!」


二人じゃなくて、俺らもいれてほしいなー。

夕焼けのせいだろうか、テンション下がるわー。

矢野ちゃんも苦笑気味だ。

伊藤さん頭残念系?

カズが伊藤さんをゴブリンから助けてからというもの、二人はべったりだ。

道中、そんなにくっついてたら歩きにくいだろと、何度も何度も思った。

カズも満更じゃなさそうだし、彼女にチクっとこ(圧倒的使命感)

逆におんちゃんは面白くないと顔に書いてある。

ぶつぶつと「俺は1人で闘ったのに…」とこぼしている。

ま…ドンマイ。


都合良く山の麓に木の葉が敷かれた洞窟があったので


おん「ここをキャンプ地とする!」


となった。


楽しんでもらえると幸いです(^^)

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