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情報屋と絆の友の会  作者: 鉄道1014
第一章 ホームズという人間
15/22

外伝~2019年のバレンタインデー&ホワイトデー物語

【バレンタインデー編】

~イギリス~絆の友の会ロンドン支部~

(バレンタインデー前夜)

琴音「さ~て、今年はバレンタインデーできそうだね。」

エドワード「何作る?」

光「みんなで被らないものがいいよね?」

優奈「あの人は特にそんな感じだし…。」

琴音「ま~た、バレンタインデーだっていうのに、チョコを渡せないってどいうことだよ!?」

シラス「しょうがないよ!旦那はチョコと体の相性が良くないのだから!」

優奈「食べたら、嘔吐してしまのは、どうしようもないからね。」

琴音「どいう体質なんだよっと言いたいよね。」

光「しょうがないよ!でも、どうする?」

琴音「そうだね…。小さい子たちは、定番だけど普通のクッキーで、私たちは、凝ったものでも作りますか!?」

周り「了解!」


(バレンタインデー当日)~イギリス・ホームズの臨時拠点~


ホームズ「さて、今日の仕事依頼は…あれ?なんか机に置いてある?」

シラス「クッキーだね。それもかなりかわいいよ!」

ホームズ「そお言えば、今日って…。」

シラス「思っているの当たり!はい!バレンタインデー‼‼」

ホームズ「今年も来てしまったか…。この季節…。」

シラス「やっぱり嫌な思いでしかない?」

ホームズ「ああ、その記憶しかない…。」

シラス「私たちのは安心して!毒味は、香川にやらせたから!」

ホームズ「毒味までさせたのかよ…。どんなもの作ったのよ。」

シラス「私は、普通の饅頭。こしあんだよ!」

ホームズ「まあ、饅頭は外れがないよな。」

シラス「感想、今度聞かせてね!これから情報屋に行かないといけないから、あとしずかよろしく!」

ホームズ「え?」

しずか「了解です!」

シラス「それじゃあね!」

ホームズ「あいつは何しに来たんだ?」

しずか「バレンタインデーのプレゼントを渡しに来ただけですね!」

ホームズ「まさか、お前もあるのか…。」

しずか「ありますよ~。いらないのですか?」

ホームズ「どう考えても、今日もらう数が多すぎると思うから、自分で食ってくれ。」

しずか「お世話になっている気持ちということで、もらってください。それに、私のは食べ物ではないですよ!」

ホームズ「え?」

しずか「これです!」

ホームズ「これって、オルゴール??」

しずか「はい!オルゴールです!私が作りました!ホームズさんほし言っていましたよね?なので、作りました!」

ホームズ「読んでいたな、俺が食べ物だと受け取らないというのを。」

しずか「当たり前です。どんだけ来るかぐらい、副官をしていればわかります。」

ホームズ「そうか。まあ、ありがとう。貰っておくよ。」

しずか「というかここに置いてあるクッキー、メッセージ付きですよ?」

ホームズ「何々…、これを見たら絆の友の会に来い…。琴音め…。」

しずか「行ってあげたらいいのではないですか?」

ホームズ「そうするは・・・。後で、呪われても怖いし…。」

しずか「呪われることはないと思いますよ…。さすがに…。」

ホームズ「それでも怖いよ…。あいつらだし…。特にこの時期は…。」

しずか「なにかあったのですか?過去に…。」

ホームズ「まあな、思い出したくないから話さないけどな。」

しずか「では行きますか…。」

ホームズ「そうだな、行くしかない。」


~イギリス~絆の友の会ロンドン支部~


光「ホームズさん来たみたいだね。」

琴音「あれ見てくれたようだね。」

ホームズ「やはりお前か、というかその藁人形は何だ!!」

琴音「あんたが来なかった時用。」

しずか「…予想、当たりましたね…。」

ホームズ「というか、前より数増えていないか?それになんか超能力含んでいるし!」

琴音「アニャーちゃんに手伝ってもらったのよ!」

ホームズ「こんなことであいつら使うなよ!」

優奈「とりあえず、来たんだからこれあげるね。ハイ、チョコ!」

ホームズ「お前もか優奈、俺をいじめてうれしいのかい。」

優奈「まあね、って言ってもこれはしずかさんたち用だけどね。」

ホームズ「ああ、毎年あげている交換のやつか。」

優奈「そいうこと。」

しずか「ありがとうございます。これ私とさつきからです。皆さんで食べてください。」

琴音「毎年高価なもの悪いわね。うちは安物なのに。」

しずか「いえいえ!手作りの方がいいですよ!その方がおいしいですし。」

ホームズ「俺のを食うか?」

瑞穂「むむむ~~!」

しずか「この状態ではうんとは言えませんよ!!」

ホームズ「さて、俺に渡したいやつはいるのか?」

瑞穂「はい!は~い!これあげる!」

ホームズ「可愛いクッキーだな、ありがとう、瑞穂。」

優奈「こっちが、あんた用よ!」

ホームズ「これは…。」

優奈「水饅頭。」

ホームズ「かなり手を凝ったな~!」

優奈「まあね。」

光「私はこれ!」

ホームズ「これは…、どら焼きかい?」

光「うん!白あんのだけどね!」

ホームズ「うまそうだな、ありがとう!」

琴音「旭ちゃんたちと一緒に作ったやつよ!これ!」

ホームズ「これは…、また凝っているな~。」

琴音「まあ、私がいるしね!ちゃ~んと食べてよ!」

ホームズ「わかったよ!全部食べるよ!これもな!」

しずか「海老せんべいとは、かなり凝っていますね!」

琴音「まあね。こうでもしないと受け取ってくれないし!」

しずか「あははは……。」

ホームズ「さて、あと特にうるさい、人間のところにでも行くか。こっちから行けば、はよ済むだろう。」

しずか「エドワードさんのところですか?」

ホームズ「あ・た・り。」


イギリス~王宮~


エドワード「自首しにきたの?そのようすは。」

ホームズ「その方が、早いだろ。」

エドワード「それじゃあ、はいこれ!私も今日はなぜか忙しいしから早めに終わらせようか。」

ホームズ「これは…グラスか?それもパフェの?」

エドワード「そいうこと。このパフェグラスに今度作ってきてね!」

ホームズ「気が向いたらな。」

エドワード「それと、これは情報屋の皆さんに!普通のチョコで悪いっけど…。」

しずか「いえいえ!こんなにすみません!これ私たちからです。」

エドワード「毎年ごめんね!」

しずか「いえ!こちらこそ!」

ホームズ「さて、帰るか、仕事もあるし。」

しずか「了解です!」

エドワード「あ!いつものことだけど、町だけは壊さないでね!!」

ホームズ「それじゃあ、王宮にしておく。」

エドワード「そちらも遠慮しておきます…。」


~イギリス・ホームズの臨時拠点~


香川「よ!」

ホームズ「仕事か?」

香川「俺の嫁からだ!これ!バレンタインデーだとよ!」

ホームズ「お前はもらってのか?」

香川「俺はチョコをもらったけどな。お前はクッキーで御免なさいって言っていたよ!」

ホームズ「俺はこっちの方がいいよ。」

香川「今年もいっぱい貰ったか?」

ホームズ「うるせえ!お前何とかしてよ!」

香川「それはこのバレンタインデーを流行らせたやつに行ってくれ。」

ホームズ「そいつ生きていないよ。とっくに死んでいる。」

香川「お前なら可能だと思ったが?」

ホームズ「やろうとしたらお前が止めるだろ?」

香川「まあな。」

ホームズ「ホワイトデーのお返しの時あいつら覚えていろよ~!」

香川「その件に関して最初に言っておく、やりすぎるなよ…。ほどほどにな。」

しずか「はい、ほどほどでお願いします。本当に!」


【ホワイトデー編】


(ホワイトデーの前日)~イギリス・ホームズの臨時拠点~


榊原「これですべてだよな…?」

辺見「たぶん…?」

榊原「お~い!ホームズ!これであっているか?」

ホームズ「OK!報酬はこれでいいか?」

榊原「ああ、これでいいが…、後で叱られるなよ。後!こっちのとばっちりもごめん被るからな!」

ホームズ「ああ!任せておけ!」

榊原「本当に大丈夫かな…。」

ホームズ「これであいつらに仕返しができる。ぬぬぬぬふふふふふふはははは!」

辺見「聞く耳持たず…。だめだこりゃ。」



(ホワイトデー当日~昼間~)~イギリス王宮~



エドワード「(今日、たしか、ホームズが王宮の広間、使わせてくれって言っていたな。そして、今日はホワイトデー…。嫌な予感しかしない…。)」

琴音「エドワード~。今日のパーティーの招待状だけどいる?」

エドワード「燃やしてくれていいから、私パス!」

琴音「ならエドワードが燃やしてよ、うちの子供が、本気でどうにか粉々にしようとしたのだけど、無理だった…。」

エドワード「なら、私も無理よ…。あきらめて、今日の試練を乗り越えましょ…。一緒に…。」

琴音「りょ、了解…。」

エドワード「ところで、本人は?」

琴音「ガチで行方不明…。」

エドワード「ガチで嫌な予感しかしない…。」

琴音「同じく…。」


(その日の夜)


琴音「ねえ…。」

しずか「はい…。」

琴音「なぜ本当に男子がいないのよ!」

さつき「徹底的に男性払いしてありますね。」

優奈「このタワーどう見ても、すべて食べれるよね。」

琴音「水饅頭みたいな素材かゼリーだと思う。」

シラス「はあ…。」

琴音「その様子だと、これ全部私達が食べ終わらないと、帰らせないというパターン?」

シラス「…あ・た・り。よくわかったね。」

琴音「前に一回あったから。他のイベントで。」

エドワード「当の本人が出てきたよ。」

琴音「文句でも言ってみる?」

しずか「無駄だと思います。」

ホームズ「よく集まったな!皆!今日はホワイトデー!バレンタインデーの俺からのお返しだ!ゆっくり楽しんで行ってくれ!」

子供たち「こんなに全部食べれないよ~!!」

琴音「そうだそうだ!私たちを太らせるつもりか~!」

ホームズ「カロリーほぼ0のやつばかりだから安心してくれ!」

エドワード「だめだこりゃ。話にならん。」

ホームズ「エドワード!バレンタインデーの時の…」

エドワード「ドキッ!こんな時に作ったの?」

ホームズ「ああ!これだ~!」

エドワード「なんだこれ~!!!!!」

優奈「エドワードさんドンマイ!」

さつき「どうやって食べるのですか~?」

エドワード「ねえ、全長何メートル?あんたより高いよね?器にも入りきっていないし。かなり。」

ホームズ「たったの6メートルだが?なにか?」

琴音「本当にダメだこりゃ。どうすればいいんだ?」

エドワード「香川の助けは!あのバカ食い王の手助けは‼‼」

ホームズ「今日はホワイトデーだぞ!男子がいてどうする?全部食べろよ~!!」

琴音「はぁ、なぜこうなった…。」

エドワード「誰か助けて~!」


終わり


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