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情報屋と絆の友の会  作者: 鉄道1014
第一章 ホームズという人間
13/22

幻島

これまでのあらすじ。

イギリスで保護した5人の子供たちを本部へ護送してきたところ。

また、事件の報告を出し合うため幻島へやってきた。


~幻島~

幻島…、数年前に俺ことホームズが作った宇宙上に存在している機械仕掛けの島だ。

幻想空間と夢物語の意味を込めて、幻島と呼ぶようになっている。


~幻島~アクセスポート~


ホームズ「ここが、絆の友の会本部がある幻島だ!」

子どもたち「ええ~!!!!!!!!!」

乱太郎「おいおい!ここが宇宙上に存在しているのかよ!?」

旭「どこかの施設に見える…。」

アニャー「なんか、恐い…。」

アリー「どう見ても地上に見える。」

グランドマン「俺たちをだましているの?」

香川「おい、ホームズ、先にあそこに行こうぜ。まだ時間はあるのだろ!?」

琴音「私は構わないけど、もう慣れたから。慣れないとあれ、かなり怖いよ。」

ホームズ「わかった。シラス、すまないが、管理運営に寄り道していくって言っておいて。」

シラス「了解!」

香川「おい、子供たち!ホームズがここが宇宙だっていう理由を見せてやるよ!俺についてこ~い!」

子供たち「???」

乱太郎「変なところじゃないよね?」

アニャー「もっと怖くなった…。」

旭「アニャー、私がいるから大丈夫だよ!それに、ホームズ!安全なのだよね?」

ホームズ「安全ではあるが、珍光景が見えるから驚くぞ!」

旭「だって!だから信じていこうよ!」

アニャー「う、うん。」


~幻島~アトラクションエリア・宇宙空間散歩観覧席~


香川「ここが宇宙だっていう証拠だ!この下をよく見て頂戴!!」

子供たち「…」

香川「どうした?無言になって?」

琴音「そりゃ~初めてきた人なら無言になるよ。私でもなったんだから。」

グランドマン「なあ、映像ということないよね…。」

乱太郎「あの人達、あそこでボールで遊んでいるし…。」

香川「あれはドッチボールという遊びだよ!この中で遊べば普通より、数倍は面白く遊べるぞ!」

琴音「私は嫌いだけどね。すぐに的になるし。」

ホームズ「琴音は回避技術がうまくないからだよ。」

琴音「普通のドッチボールと違いすぎるよ!無重力の中は!」

子供たち「…。」

ホームズ「…、少しだけあの付近に行ってみるか?」

アリー「う、うん。」


~幻島~アトラクションエリア・宇宙空間散歩~

ホームズ「子供たちにはこの簡易用の宇宙服を着てもらう。安全確保のためにね。」

琴音「まあ、念のためのやつだからあまり気にしなくっていいよ。」

旭「私たちのサイズあるのですか?」

ホームズ「たくさんあるからあるよ。」


装着完了!


乱太郎「香川はいらないの?」

香川「俺は能力で同じことができるからいらないんだ。」

ホームズ「それをマスターするには2・3年の修業がいるがな。それより、行こうか!」

皆「うん!」

ホームズ「8人、入場で。」

受付「かしこまりました。ごゆっくりしてください。」

ホームズ「ここから重力が効かないから気を付けてね。」

アリー「う、うわ~!あれれ?本当に難しい…。」

乱太郎「どうなっているのだよ!!助けてくれ~…!」

旭「…。」

琴音「旭ちゃん上手いね!」

旭「うわ!やっぱり無理制御不能!体が勝手に回転する~!」

琴音「それが普通よ。」

アニャー「ブルブル」

ホームズ「どうだい?」

アニャー「誰かに捕まっていないと体がどこに行くのかわからないよ。」

香川「これが宇宙だ!地球はあれだ!」

子供たち「え?」

グランドマン「あんなに青いの?地球って?」

ホームズ「まあな。星自体の半分以上は海=水だから青いのだよ。」

アニャー「なんか、納得した。ここが別な場所なのが。」

乱太郎「俺は、ようわからん。その前にこれどうやったら、止まるのだ~?だれか俺の体を止めてくれ。」

香川「ほ~いっと、これでいいか?」

乱太郎「助かった…。」

旭「早くここから出たいかな…。回転したくないよ…。これ以上。目が回る~!」

琴音「はいはい。少しもったいないけど、もう出ようか。」

ホームズ「次は絆の友の会の本部の建物に行くぞ~!」

子どもたち「うん!」



幻島のことを納得した子供たち、絆の友の会の本部にはどんな人たちがいるのでしょうか?それは次回のお楽しみ。

続く。


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