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情報屋と絆の友の会  作者: 鉄道1014
第一章 ホームズという人間
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ホームズ(ナポレオン・ルパン4世)の凄さとは?~事件現場・幼い子供たち解決&事件現場の事故処理編~

前回までのあらすじ、乱太郎が放った超能力がホームズにめがけて直進中。

このままではあったってしまう!

でもいきなり現れた、香川は「余裕だろ」という言葉を言って、落ち着いている。

この言葉の意味の心意とは?



~少し前の事件現場の内部~

乱太郎「ならこれでも食らってろ!」

琴音「ホームズ!!危ない!」

香川「余裕だろ。」

旭「え?」

ホームズ「!!!」


ホームズは、右手を出して能力を吸収した。


乱太郎「嘘だろ!俺の本気だぞ!それをたった右手で防いだのか?」

琴音「ホームズ!大丈夫!?」

ホームズ「かすり傷もないさ。この程度なら、シズカでも対応可能だろ。」

シズカ「あの~。私は、超能力無効化の能力のクリーン・アソナは使えませんよ?」

ホームズ「弾き飛ばすならできるだろ?」

シズカ「それぐらいなら…。」

ホームズ「瑞穂より何倍も楽だ!」

琴音「そう…。」

乱太郎「それならこれでも食らえ~!」

ホームズ「無駄だ!」

乱太郎「あ、あれ?能力が出ない!?」

ホームズ「さっきの能力の時に、乱太郎君の能力を完全に封じ込めた。能力は出せないぞ!俺を素手で倒さない限り。」

シズカ「クリーン・アソナの同時に、禁呪のアソナル・リレール・クリーンソナルを発動させたのですか!?」

ホームズ「まあな。念のためだ。怪我をさせるわけにはいかない。」

香川「お前なら、クリーンソウルで周囲をまとめるかと思った。」

ホームズ「そっちの解析は、終わったようだな。」

香川「まあな。簡単だったぜ。あっさり、掴めたからな。俺ぐらいで捕まる連中なら、雑魚だ。」

シズカ「香川さん、クリーンソウルも禁呪ですよ…。」

ホームズ「乱太郎君。君の言い分はよくわかる。だからここは俺と取引してくれないかな?」

乱太郎「取引?」

ホームズ「俺が乱太郎君やここにいるみんなを裏切ったら、これを押しな。」

乱太郎「これはなに?」

ホームズ「簡単に言うと、俺が爆発するんだ。」

旭「え!?」

アニャー「そんな!」

ホームズ「中から爆発ではなく、ここについている爆弾が爆発するんだ。」


そう言って、ベルトについている爆弾をホームズはみんなに見せた


乱太郎「こんなにも?」

ホームズ「威力は、かなりのものだよ。この辺一帯を焼野原にはできる。」

香川「そんなもんで済むか?昔実験でやった時は、国を亡ぼすぐらいはあるんじゃないのか?」

ホームズ「まあな。小さな国だと。イギリスぐらいだと、半分は残るな。」

乱太郎「それでは、他の人が死んでしまう。」

ホームズ「それはない。この爆弾とこのアーティファクトが連動しているから、爆弾の威力は俺のみ食らうようになっている。」

香川「説明しておくと、アーティファクトは、古代の遺産だが、このホームズはその古代の遺産と同じものが作れるんだ。だから、自分で作ったものだ。連動は確かにしているぜ。」

ホームズ「どうする?」

乱太郎「俺たちは何をすればいいのだ?」

ホームズ「俺の言うとおりに、普通の子供の生活を送ってもらう。それだけだ。」

乱太郎「普通の子供の生活?」

ホームズ「まずは、施設で暮らして、そこから平日は学校に行けるなら普通の学校に行って、みんなと勉強して遊んだりするのが、俺の言うことだ。施設で一人暮らしなどができると判断出来たら、こちらで家を用意するから、そっちに移ってもいい。まあ本当に普通の暮らしだ。それ以外は求めていないし、自分のぺースでやっていい。何年かかってもいいから、今の暮らしから一般的な暮らしに変わるのが俺からの頼みだ。どうかな?」

乱太郎「それを崩すようなことになったら…?」

ホームズ「それを押してくれ。これはみんなに渡している。だから、気にするな。生き残るかどうかは不明だがな。この前押されたときは、意識不明の日にちが、1か月ぐらいで済んだかな?復帰に3か月かかっている。」

乱太郎「わかった」

琴音「よかった~。でもボタンを押す前に私に相談してね。私も同じ存在だけど、みんなの平和を守りたいのは変わらないから。」

旭「はい!まずは、琴音さんに相談します。」

香川「琴音以外にも優しい人はいっぱいいるから安心しな。」

ホームズ「だな。そうだ、みんなおなか減っているだろ。これでも食べな。」


そう言って、ホームズは子供たちに袋を渡した。


旭「これは・・・??」

ホームズ「幻島でうられている、お菓子だ。有名なところだから、まずくはないぞ!」

香川「蜜久屋の饅頭に、これは、アレックサンドラのどら焼き…最後に至っては、レーガミン産で作られた、最高級の押し寿司じゃないか!」

琴音「最後のはお菓子ではないよ…。」

ホームズ「おや?そんなものまで入っていたか。適当に入れてきたからな。本部の連中のためにと思って。まあ、そこの押し寿司は48点だがな。味は、普通だ。」

琴音「どこが普通よ!予約しても3か月は待ちなのにあんたは普通に変えるんだから!」

香川「乱太郎君、一ついいことを教えておく。」

乱太郎「なんだよ。」

香川「あいつと絡むと贅沢できるぞ!」

琴音「それは言える」

シズカ「間違いないですね」

ホームズ「俺はそこまでではないような…。」

琴音「あんたは子供に甘いんだから、なんでも与えてしまうでしょうが!」

シズカ「この前なんて国を上げましたし」

旭「く、国!?」

琴音「ああそうだねえ、国とかも上げてたね。あとは・・・。」

ホームズ「そいう話は、後にしようぜ!きりがないだろ!」

香川「そうだな。まずはそれ食ってこい!お茶なら俺があげるから」

ホームズ「いや、ここにある段ボールの中にジュースが入っているからそれ飲め。」

琴音「いつの間に出したのよ!その高級品。」

香川「1本2000ポンド以上はするな。」

アニャー「そんなもの飲めない…。」

ホームズ「安心しな!だれも取りゃしないから!」

琴音「あんたの目の前で取れば殺されるからね。」

香川「負けると知って戦う人はあまりいないからな。特にお前との試合となれば。」

ホームズ「そうか?まあいいやそこのテーブルで食べや!」

シズカ「いつの間にテーブルが?」

サツキ「私が用意しました。いるかと思いまして。」

ホームズ「さすがだな。それじゃ、お前ら、ゆっくりと自分のペースでいいからのどに詰まらすなよ!」

子どもたち「は、はい。」

ホームズ「琴音、済まんがとりわけなどを頼めるか?」

琴音「了解!じゃあ、あっちで食べようか!」

子どもたち「う、うん…。」

ホームズ「いっぱい食べろよ!あと10人前ぐらいはあるから量のことは気にするな!」


周り、が一瞬で凍り付いたのような風が吹いた。


香川「相変わらずだなと一言だけ言っておく。」

シズカ「女の子たちは、自分の食べれるだけでいいからね。あまり太りすぎはいけないし。逆に男の子は、一杯食べていいと思うよ。」

琴音「そうだね。まあ、食べ物と飲み物はいっぱいあるから、気にせずに食べようね。」

ホームズ「何かまずかったか?」

香川「お前は、もう何も言うな…。」

シズカ「子供たちが唖然とするだけですからね。」

ホームズ「わかった。じゃあ、お前たちの成果を聞かせてもらおうかな?」

シズカ「端末にまとめましたので、こちらをご覧ください。」


そういうと、シズカはホームズに端末を見せた。


ホームズ「了解だ。この線で捜査しよう。続きは林たちが帰ってきてからだ。」

シズカ「了解です。」



~現在・犯人のアジト~



シラス「そんなことがあったんだ。」

林「相変わらずだなあいつも。」

坂下「性格はそう簡単には変わらないか。」

斎藤「ところで、ホームズは?」

琴音「そこで、寝とる。」

4人「は?」

香川「よ!帰ってきたか。済まんが、こいつは寝とるぞ。」

シズカ「さっき、子供たちと少し遊んでいましたから、その影響で。」

シラス「そう。疲れてしまったんだね。」

ホームズ「やっと戻ってきたか、じゃあ、本部に戻るぞ!」

香川「起きたか、了解だ!」

ホームズ「子供たちは?」

琴音「まだ、遊んでいる。」

ホームズ「俺より体力あるってどゆうことよ。」

林「そうだな。こっちの報告もあるし、一旦本部で話し合おうか。」

ホームズ「ああ、撤収だ。」

周り「了解」



この後、子供たちを連れて一度本部に帰還することにしたホームズ、

果たして、この子たちに何があったのかはまた次回のお話にしよう。

続く。


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