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ガラスの世界  作者: 伊集院 大和
12/30

見知らぬ名前







2話を描き終え 自室のドアを開け

階段を降り テレビの置いてある部屋へと向かうと

机の上に 郵便局からの再配達の記録が置いてある


送り主は誰かと見ると

知り合いではない名前に疑問と期待を寄せた


その期待とは何か

つい2週間ほどだったと思うが

毎日ではないが 観る夢を起きてからも

覚えていた時に必ずと言っていい程

夢の中で観た物や光景と夢占いという言葉を足して

Googleにて検索するのだが

過去には夢占いも現実になったこともあり

それも3年前でそれを元に新車を買ったが

夢の中で観た 桐の箱に入った白色の丸の塊に

漢字で文字が書かれた物や うちの先祖の家紋が

入った白色の丸を夢の中で観たのだが

信じる事が一番と最近では思う事の方が多く

物は試しに また検索を重ねていく

その検索の結果にいいことばかり書いてあり

その後 見る夢もやはり検索を重ねると

いいことばかり書いてあった


今すぐ此処に観た夢の光景は何か?と言われると

思い出せないが いつも行く掲示板には

執筆の為に観た夢の一部を描き残してある。


夢で観た光景から検索を重ね

いいことばかり書いてあると

脳内は想像を重ね

つい現実を離れ 身体を置去りにして

違う世界へと脳内は旅立ってしまう


PS4が欲しいとかiPhoneXが欲しいとか

恋人が欲しいとか色々と人により

想う事や占いに願う事は千差万別ではなかろうか

私も同じ人間であるが故に

想う事 願う事は同じである


その夢を現実の物かと想像をさせる出来事が

郵便局からの再配達の記録である

読み難い字で書かれた苗字に

検索をすると 当てはまる人名が浮かび上がる

2通りに読める苗字に 片方は作家の人

片方は大学の人とあるが

私には知らぬ名前だけが気にかかり

再配達は5時から7時と電話のフリーダイヤルに言われ

時間を調整して出掛ければならず

小包を受け取ってから別の所にも行かなければならない

中身が何なのか書かれては居らず

食べた料亭の請求書なら破り捨てるが

先祖や身内は料亭等 気軽に行けるが


末裔の私は そんな余裕すらなく

寝てからの夢以外に 現実の世界でも

夢を観てるだけのただの人である


期待に胸を膨らませると

想像したことと違う現実が訪れる事は良くある話で

夢で観た内容からの想像だけを期待して


今日の再配達は何処からかの請求書かも

知れないので期待はしないでおこう

船場の吉鳥あたりで いつかは食事をしようと

夢を観ていたが それも叶わず店が閉店をした

願えば叶う事もあり コンサートに行かずとも

町中で好きな歌手と偶然合うこともあったが

最近 願う事を辞めてしまっているが

夢占いだけに頼らず

時には願う事も必要だろうか

後は、私に数人といる守護霊と

数百人以上の先祖達とその仲間達が

良い方向へと導いてくれる道を見つけるだけである。

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