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神様と私の恋愛描写  作者: miu
3/13

3

チチチチ…

「…?」

意識が戻り始めた舞の、目の端から光が入ってくる。そして、完全に意識を取り戻した。

「…ここ、はどこ」

目を開けると、温室や植物園のような場所だった。

「…私、倉にいたはずなのに。まさか、誘拐?」

思い至った考えに、手が震えてきた。その手に何かが当たった。

「!?これ…!」

それはあの手鏡だった。

「…そうだ、この手鏡から光が溢れ出したんだ」

舞が意識を失う前のことを思い出した瞬間、景色が変わった。

「!?」

「待っていたぞ、九条 舞」

「だ、誰!?」

「お主をこの世界に呼び寄せた者だ」

「この世界…?」

「ああ、まだ説明をしていなかったな。今から話そう、そこへ座るといい」

そう促された席へ座り、謎の人物の説明を受けることにした。それが、あんなことになるなんて…

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