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奪われた5年間  作者:
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僕自身

『見つけた!』僕を見つけた彼女は、麗菜。いつも一緒に居てくれて辛い時、具合悪くなった時助けてくれる。

『具合悪くて少し、一人になれたら治る。ごめんね。』僕は、人混みや狭い空間、閉じ込められてしまうような所にいると落ち着かず、気持ち悪くなったり吐きそうになったりする。重度の精神患者だ。

『うん!大丈夫。ゆっくり休んでうち待ってるから!』麗奈は、僕を変な目では見ない。逆にすごく心配症で僕から連絡ないとすぐに電話やメールを何通も送ってくれた。

麗奈と出会ったのは、まだ精神病がひどい時だった。

最初は、病気を伝えるのが怖くてずっと怯えていた。また逃げられたり、連絡が途絶えたりするのかと思うと辛い。

麗奈と連絡をとるたびにこれ以上仲良くなって事実を伝えたらどうしようかと悩んでいた。

嘘もずっとついてるのは、自分でも嫌になり早く打ち明けたくて麗奈に遠回しに話した。

麗奈は、逃げたりしなかった。

一緒に治そうと言ってくれた。

今こうしているのも麗奈のおかげだ。

『大丈夫?少し落ち着いた?』麗奈の声で気持ち悪くなってた身体が良くなっていた。

『うん。今出るね。』僕は、一人の空間から麗奈のいる方へ出た。

麗奈は、心配そうな顔をして頭を撫でてくれた。

『もう少し休んでも大丈夫だよ?待つから!それか休めるとこ行く?』麗奈は、いつも体調を気にして変に気を遣わせてしまう。思うことは、いっぱいあるがなぜ一緒に居てくれるのかわからなかった。

いつも心配させ、遊びに行く予定もできない、電車に乗れない、バスもだめで普通なら逃げたりしている。

何回聞いても、一緒にいたいからと笑顔で言って手を繋いでくれたり抱きしめてくれた。

少しだけ麗奈は、自分自身のことを話してくれた。

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