事の発端
もうすぐ定年になるおじいちゃん先生のつまらない自己満足な授業が終わり、気だるげな気分を抱えいつものように部活に取り組もうとしていたとき
普段なかなかこっちに顔を出さない顧問の女の先生が体育館に来ていた。
(珍しいな、あの先生がこっちに来てるなんてしかもこの時間に…)
少し不思議に感じながらもマネージャーとしての仕事に取りかかった。
少しすると背後に人の気配を感じた。振り返ってみるとさっきの女の先生が私を見下ろすよう立っていた。
「ねぇ、舞衣約束したでしよ?」
「えっ?何のことですか?」
私は 一体なにを言っているんだこの人は?と思いながらしゃがんだ体勢だったので立ち上がりながら受け答えをした。そして再び、
「約束したじゃない。」
「えっ?ぐッ!!」
私は突然首を絞められた。訳が分からずパニックになりながら徐々に力が入り首が絞まっていくのを感じた。
彼女はその腕の細さからは考えられない腕力で私の首を絞めている。そして息苦しさのなかに浮遊感がプラスされ足が地面から離れたのが分かった。
「先生ッ……なにを……」
そう言いながら少しでも手を剥がそうと屋台骨てみるが焦りと酸欠状態でなかなか上手くいかない。
そして先生の瞳にはなにも映っていない。まるで魚眼レンズで見ているような顔になっていた。
突発ネタです。
ちょっと書いてみたくて書いてみたって感じなんで
少しでも興味を持ってもらえればうれしいです
随時更新していきます。