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叶多  作者: 碧生
7/7

朔さん!!


ー3-4教室ー


「はぁ・・・」


「どうした?溜息なんてついて・・」


「遊が溜息なんて珍しいな!」


「うん・・・、私の姉さんが、叶多ちゃんの担任になったから・・」


「ああ、そういえばそうだったな」


「遊伊ちゃんね~、今日も元気良かったなあ・・」


 遊伊ちゃんとは、御森の姉らしい。


 凄い元気よくてハイテンションだから、生徒がよく巻き込まれている・・。


「ん、そういえば俺らのクラスの担任、氷室ひむろ先生だよな」


「ああ」


「あ、ひーちゃんって、去年入ってきた新しい先生だよね・・」


「そうそう」


 氷室良太ひむろりょうた。 男で25歳。 去年ウチの高校に入った新任教師。


「なーんかさ、ひーちゃん、姉さんに気があるみたいで・・・」


「まじ?!」


「うん」


「・・教師も、面倒だな・・・」


 3人でそんな話をしていると、俺の斜め後ろの席のヤツが・・


「朔さん!!」


「・・あ、」


「席近くてよかったです! 今年もよろしくお願いします!」


「きゃあっ! 朔のことが好きな十朱とあけくんじゃん♥」


 こいつは十朱千尋とあけちひろ


 中3の頃、いろいろあって俺に懐いちまった(?)ヤツだ。


「つか十朱お前、まださっちゃんの事追いかけてたのかよ・・」


「ああ!朔さんと同じ高校行くためにめっちゃ頑張った!・・・つーか、てめぇこそ気安く話してんなよ、下衆が」


「ま、まぁまぁ、お前ら・・・」


「はぁ♥ 三角関係萌え萌え・・♥」


「いや、三角関係じゃないだろ・・」


「てことで、今年もお願いします、朔さん!!」


「お、おう・・・」

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