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叶多  作者: 碧生
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キャプテン!


「・・・ったく、お前らは面倒くせぇな・・」    


「あ、キャプテン!」


「おう、悠斗か」


「きゃっ♥ 悠斗くんじゃ~ん! 朔の第2のこ・い・び・と♥」


「はい・・?」


「いや、気にするな悠斗。毎回のことだろ・・・」


「そ、そうですね・・」


「つか、どうした?」


「あ、キャプテン、次の部活は木曜日でいいっすよね?」


「ああ。 あ、土曜日はミーティングするからな」


「了解しました! では、そろそろ行きます!」


「おう、またな」


 タタッ・・・


 今のは悠斗っていう、バスケ部の後輩。 なんか叶多(♡)と中学の頃から仲良かったみたいで、俺も結構仲が良い。


 ついでに柊木と御森とも面識がある。


「よかったなぁ、さっちゃん。後輩に懐かれてて」


「はぁ?」


「いや、だから・・・」


「だから、桃也は悠斗くんに嫉妬してるんでしょ?♥」


「いや、違ぇから」


「はぁ・・・」


 俺、本日何回目のため息だ・・・?


「あ、そろそろ始業式じゃん」


「俺らもついに高校最後の1年だな」


「そうだね、楽しもうよ!」


「そうだなー」


 今年もまたこのメンバーか・・・。ま、退屈にはならなさそうだからいいか。

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