4.荒野と謎の青年
※この物語はフィクションです。実際にいる人物、団体とは一切関係ありません。
ラン原作品
現代異世界ファンタジー
『アサシン』
毎週土曜日に1話ずつ投稿!
原作だけでなく、イラストなども投稿しているので、気になる方はXを見に行ってみてください。
イラスト垢 @RAN_assn
創作メイキング垢 @Ran_Making
ネム「いや、あのスマホ、忽然と消えたんだけど?」
スージー「だからまたあのスマホを見つけるのよ。とりあえず、街をひとしきり歩いて探すわよ。」
そして、スージーとネムの2人はスマホを探して街を歩き始めた。
スマホの落とし物など滅多にない。そもそも、スマホを落とせば自身の個人情報を落とすも同然だからである。
だからこそ、落ちてるスマホがあのスマホであると言うことがわかる。
数分後…
ネム「こんなに探してないの?スマホ…」
スージー「元々、スマホを落とす人なんていないもの。それにあのスマホは色々特殊すぎるのよ。」
ネム「お手上げ〜このままこの世界で死んでいくのかな?」
スージー「ネガティブな事は言わない。」
ネム「でも、あのスマホないと私達帰れないんだよ?」
スージー「それもそうね。でも、後はこれは本当の最終手段よ?」
ネム「さ、最終…手段…?」
スージー「そうよ、付いてきて。」
スージーは街の外に向かって歩き始めた。
荒野
ネム「え?ここって禁足地だよ!?立ち入って良いの!?」
スージー「立ち入って良いかどうかじゃないわよ。そもそも、私達は別世界にいるも同然の状況よ?こんな状態で誰が私達を責めるのよ。」
ネム「そうだけど…ここにスマホがあるって思うの?」
スージー「ここには時折政府とか、研究員とかが出入りしているって聞くし、ないとは言い難いでしょ?」
ネム「確かにそうかも。」
スージー「なら、さっさと探して元の世界に帰るわよ。」
ネム「うん!」
一つの希望を見出す事が出来たスージー達は荒野の奥へ進む。
その時…
???「やっと…この時が…」
スージー「!?」
後ろから黒い布を被った見知らぬ誰かが襲撃してくる。
正体不明の誰かに蹴り飛ばされるスージー。
ネム「スージー!?」
スージー(なにっ?!こいつっ!…マジでやばいでしょ…てか、さっきこいつ、私に触れれてたわよね…つまりこいつ…この世界にいるってこと!?)
???「そんなに強く蹴ってないんだけどな…強かった?」
スージー「(サイコパスかよ…)強い云々の前に初対面の人間蹴飛ばす非常識DQNが何言ってんのよ…」
腹部を押さえながら、立ち上がるスージー。
???「まぁ、確かに僕らは初対面だけど…そんなのどうだって良いよ…」
その時、誰かがスージーに殴りかかる。
ネム「ダメ!」
ネムが咄嗟の判断でそいつにタックルする。
???「っ!何すんだよ、てめぇ…」
ネム「何!?突然こっち襲ってきて、非常識すぎ!後、スージー蹴るなんて、私が許さないから…」
???「なんだてめぇ、死にてえのか?」
そう言うと、誰かがネムへ迫る。
ネム「っ!(やばい…恐怖で、体に力が入らない…)」
スージー「っ!やめて!」
???「は?こいつなんてどうだって良いだろ。だって…」
その時、誰かはネムの首を掴み、上へとあげる。
ネム「うっ!」
???「こいつはここで死ぬ…」
スージー「っ!やめろ!」
スージーは誰かにタックルしに行くが、謎の力に飛ばされる。
何回転かし、ようやく止まる。顔も体も傷だらけになり、ワイシャツに血が染みる。
ネム「ス……ジー……にげ…て…」
首を掴まれ、呼吸機関を絞められているネムは掠れた声でスージーに言う。
スージー(このままじゃ、ネムが死んじゃう…どうすれば、体も傷だらけで痛い…)
だが、スージーの中には底知れぬ怒りが湧き上がっていた。
スージー(こんな奴に負けたくない…こんな事でネムを死なせたくない!)
???『なんと大きな怒りだ…』
スージー「っ!?」




