3.アプリと異世界
※この物語はフィクションです。実際にいる人物、団体とは一切関係ありません。
ラン原作品
現代異世界ファンタジー
『アサシン』
毎週土曜日に1話ずつ投稿!
原作だけでなく、イラストなども投稿しているので、気になる方はXを見に行ってみてください。
イラスト垢 @RAN_assn
創作メイキング垢 @Ran_Making
ネム「えぇー!?どう言う事!?」
スージー「まんまの意味よ。あのスマホのアプリをいじったせいでこうなった。そして、あのアプリは別世界へ人を転移させる転送装置なのよ。」
ネム「スージー、ゲームのしすぎ…そんなSFなんてないでしょ。でも、あのアプリがこの現状を作ってるのは間違いないか…」
スージー「だから、あとはここからどうやって元の世界に戻るかよ。」
ネム「なんもないでしょ。だって私達のスマホ見て?」
スマホの通信状況が表示されている所に『圏外』と言う字が表示されていた。
つまり、通信手段がないと言う事だ。
スージー「どうすんのよ。アカネとかサスケに連絡を取りたくても取れない。警察呼ぼうにも呼べない。調べる事も不可能…詰んだわね。」
ネム「スージーが諦めないで!」
スージー「あのアプリを入れたくてもネット回線死んでるんだったら入れる云々の話じゃないわよ。」
ネム「それはそうかも…」
スージー「奇跡的に私がネムのスマホに入っていて欲しいけど…」
ネム「そんなアプリ無いよ。」
スージー「でしょうね。ってなると…あのアプリは非正規の可能性があるわね。」
ネム「非正規って、普通の方法では見つからないアプリってこと!?」
スージー「非正規だから、あのスマホも一種のウイルスに感染してたんじゃない?」
ネム「なるほど?」
スージー「ダメね、お手上げよ。」
ネム「じゃあ、どうするの?」
スージー「…あのスマホをまた見つけるしかないわね…」




