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15.形勢逆転

※この物語はフィクションです。実際にいる人物、団体とは一切関係ありません。


ラン原作品


現代異世界ファンタジー『アサシン』毎週土曜日に1話ずつ投稿原作だけでなく、イラストなども投稿しているので、気になる方はXを見に行ってみてください。


イラスト垢 @RAN_assn


創作メイキング垢 @Ran_Makin

???『素晴らしい…なんて素晴らしいんだ!』


アカネ「っ!?誰だ!?」


???『私は悪魔…お前の助けになろうではないか…』


アカネ「あくま?」


悪魔『お前の中にあるとてつもない大きさの野心…気に入った!』


アカネ「は?」


悪魔『お前と悪魔の契約を結ぶ為に私は今この場に来た…さぁ、選べ…契約しなければ、お前の家族はお前も含め、3人消える…だが、契約すればお前の家族を助けられる可能性は上がる…さぁ?どうする?』


アカネ(なんだよ…どう足掻いても契約する以外の選択肢無いにも等しいじゃねぇか!…でも…)


 アカネは横を見る。


 そこには魔獣達に囲まれて窮地に追いやられているスージー達の姿があった。


アカネ(スージー1人であの2人を捌けるとは思わねぇ…なら、少しでも、戦力は必要だ!なら…選択は…)


 アカネは深呼吸をし、前を向いて悪魔に語りかける。


アカネ「契約上等だ!このやろう!これでショボい力なら承知しねぇからな!」


悪魔『その決意…その傲慢さ…素晴らしい…私の力を授けるにピッタリだ!なら、その力を、自身の目的の為に振え!魔人!』


 アカネに青い炎がまとわりつく。


 その時は、アカネの手には大きな鎌が握られていた。


アカネ「へっ!最高だぜ…悪魔…この力なら、あの薄汚えあの魔獣野郎どもを殺せそうだ!」


 アカネは魔獣達に特攻していく。


スージー「!?アカネ!?」


ネム「アカネ、何を握って…」


太った魔獣「あいつ…まさかっ!」


アカネ「おらぁぁぁぁぁ!!!」


 大鎌を太った魔獣に向けて振り翳す。


 そして、その鎌は魔獣に直撃し、魔獣を吹っ飛ばす。


痩せた魔獣「兄貴!よくも兄貴を!」


スージー「あんたの相手は私よ!」


痩せた魔獣「この野郎…1人魔人が増えた途端に強気になりやがって!」


スージー「あの太った奴、不愉快だったからアカネにぶっ飛ばされてスカッとしたわよ!」


痩せた魔獣「貴様なんざ、まだ魔人の力なんて使いこなせてないペーペー野郎の癖に!!」


スージー「そうね!でも、いずれ強くなって、あんたらなんて、速攻で倒せる魔人になってやるわよ!」


 そう言うと、スージーは魔獣に斬りかかり、魔獣の頭を切断した。


太った魔獣「この野郎…俺様を吹っ飛ばすとは、良い度胸だな?覚悟はできているのか!?」


アカネ「知るかよ…なんだって?魔獣?魔獣ってそんなに偉いんですか?お前らは魔人の前だと何もできないただの雑魚だろうがよ!」


太った魔獣「な、なんだと!?」


アカネ「こんなお前より小さい奴に吹っ飛ばされてる時点でお前の負けは決まってんだよ!」


 アカネは大鎌を振り上げ…


アカネ「お前は、人間を舐めすぎだ…」


 そう言い残すと、アカネは魔獣にトドメの一撃を入れ、魔獣達は消滅していった。


ネム「…終わった…」


スージー「本格的に使ったわね…剣…」


ドサッ


ネム「ちょっと!?アカネ!?」


 アカネが地面にうつ伏せの体勢で倒れている。


アカネ「ダメだ…体に力入らねえ…」


スージー「私と同じ状況ね…」


ネム「ど、どうする!?」


スージー「まぁ、こいつの一人暮らしの家に連れて行くしかないでしょ…」


ネム「…それもそうだけど…この状態でアカネ大丈夫?」


アカネ「…無理…しばらくどっかに居座らせてくれ…」


ネム「じゃあ、実家に連れて帰るよ。そっちの方がアカネ的にも良いでしょ?」


スージー「まぁ、実家の方がアカネも安心できるし、あの家、部屋数もあるからね…後は…」


ネム「叔母さん達の目だよね…」


スージー「そうね…アカネがボロボロで帰省して来たらビビるわよ?」


アカネ「それでも実家に連れて帰ってくれ〜歩くのも辛い…」


ネム「仕方ないなぁ…スージーも手伝って?アカネ連れて帰るだけでも大変だもん…」


スージー「それもそうだけどさ…どこで戻る?」


ネム「!た、確かに…前はスージーの部屋で戻ったもんね…実家で戻ったら…色々不審がられるよね…」


スージー「一旦、学校の寮に行きましょ…」

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