語り継ぐ
今淡々と生きているこの物語が
いつしか未来に語り継がれていくのだろうか
かの有名な枕草子や源氏物語のように
土佐日記や更級日記のように
皆が僕の人生を音読する
あの日僕はこう言った
その日僕はこう動いた
発言 感情 行動 全てを
この頁に綴っておこう
きっと僕らの先輩である清少納言や紫式部も
紀貫之や菅原孝標女だって
そうしてきたに違いない
小さな出来事を本に書き込み
言葉にし難い妙な感情も文字にして
残してきたのだろう
いつか誰かが僕の物語を参考に
幸福を掴んで笑顔を浮かべる
そんな日があれば、本望だ
これ以上ない幸せだ
今淡々と生きているこの物語が
いつしか未来に語り継がれていくのだろうか
かの有名な枕草子や源氏物語のように
土佐日記や更級日記のように
皆が僕の人生を音読する
ご覧いただきありがとうございました。
代わり映えのない日常も、いつか語り継がれていくのだろうか。
誰かに届きますように。




