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雑血共の血闘書  作者: 怒羽 米
0.プロローグ
3/4

面接に行こう

拙い文章ですがよろしくお願いします。投稿頻度そんなに高くないけど頑張ります!

30年前

マッマ「早く寝なさい!」

幼ワイ「分かってるンゴよ~」

現在

マッマ「もう寝てるのね…」

現ワイ「」


1<<まあワイも成長してるってことやんね!


2<<偉いぞ!ワイ君!


3<<1<<ワイ君の同級生達はとっくに成長期終わって働いてると思うゾ


 3<<やめたr|

________________________


 コンコン

 

 部屋の扉が鳴った直後、聞き慣れた声が耳に届く。


「宏和。早く寝ないと明日遅れるわよ。」



 僕は何故こんな事をしているのか。

若干サイズの合っていないスーツのボタンを留め、学生の頃より少なくなった前髪を、

「ステータスポイントみたいだな」

と馬鹿な事を考えながら慎重に振り分ける。


「お前が自分から進んで就職活動を始めたのはいいことだと思う。頑張って来いよ」

「お父さんもお母さんも宏和の事、応援してるからね!」


「…行ってきます」





 はぁ…また上手く受け答えが出来なかった…


 


 フラフラと電車を降り、見慣れた道を歩いて行く。


 ポツッ ポツッ


 まずい降ってきた!小雨(こさめ)はたちまち豪雨に変わり、今では遠雷が轟いている。


「助かった!」


 しめた!公園だ!そのまま東屋(あずまや)に…


「あぁ…」


 駄目だ…屋根は骨組みだけが残っており、小さな滝がいくつも出来ている。

 

 仕方ない、そこらの木の下で雨を凌ぐしかないか…

 



 ぼぅっと辺を眺めていると…ふと僕の脳内に懐かしい記憶が蘇った。


「ここ、昔よく来てたな…」


 四出(よんで)公園。小さい頃に両親と数えきれない程訪れた公園だ。

 

 思えば物心ついた時からいつだって二人は僕の味方でいてくれたな…それなのに、僕は…


2人を安心させる為に就職活動を始めたは良いものの、結局はロクに受け答えの練習もせず、無意味に企業を回っている。もはや今の僕を見てクズと罵らないのは両親だけではないだろうか。


「うぅ…」


次までにしっかりと受け答えの練習しないと…






ドゴォォォォァァァーーーーーン!!!!!


 視界を覆い尽くす閃光と轟音に灼かれる感覚を最後に僕の意識は途切れた。



「……ました。警察は、落雷が直撃………野生動物によって遺体が損壊した……………………」

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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