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天使の異世界冒険記  作者: 蜜柑
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プロローグ

初投稿です!


私は、高橋たかはし しき15歳高校1年生だ。

男っぽい名前に思われるかもしれないが正真正銘女である。


現在両親と双子の妹と弟との五人暮らしをしている。私には家が隣の一斗(かずと)という幼馴染がいる。仲も結構よく私の数少ない話し相手の一人だ。というか友達は一斗ただ一人と言っても過言ではない。

 

私の趣味は、読書で、よくいる教室の隅で本読んでるって感じの子だ。

実は、見かけによらず運動がすごく得意で成績も5以外取ったことはない。特に、足が物凄く速くて更には気配を消すのがうまいという特技があり、それが理由で小さい頃に忍者と呼ばれて少しだけ人気な時期があった。まあ、そんなのすぐに終わったが。


私は誰かとコミュニケーションを取ることが得意ではない。だから、誰かと会話することはあまりない。

とはいえ、全く話しかけられないわけではない。極稀にその友達以外に話しかけられている。

だけれど、私のユニークスキル会話遮断が発動して会話がすぐに終わってしまうのだ。

昨日も珍しく話しかけられたのだけど、


「高橋さんって毎日本読んでるけど本好きなの?」

「…………そう」

「私も好きだよ!なんの本が一番好き?」

「……特にない」

「……そっか!私は〇〇って本が好きだよ!ミステリー小説なんだけど、一緒に謎について考えるのが楽しいの!」

「……そう」

「…えっと、なんか邪魔しちゃったかな?ごめん、またね!」


という具合だ。私と話すのはかなり根気がいるらしい。あと、一斗曰く私は顔も口もほぼ動かないから長く一緒にいるやつじゃないと私が何考えてんのかまじでわからないので、話すとちょっと怖いそうだ。そんなに分かりづらいだろうか?


そういうわけで私は誰かとと会話することが家族を除いて一人としかない。その一人との会話もそいつが話すのにたまに頷いているだけだが。まあ、新たな友達がほしいわけでもないし別にいい。友達は数より質だと言うし。

 



 そんな私だが、今ちょっとしたピンチである。地下鉄が事故で、運転を見合わせている。

このままホームで立ち尽くしていてもいつ運転再開するかわからない。よし、たまには電車を使わずに帰ってよう。言っても、5駅分だし。

そう思って私は駅を出て、家へと歩き出した。まあ、私にはグーグル大先生がついているわけだし、帰れるだろう。


--15分後--


迷った。いやー困った。軽い気持ちでいつもと違うことするもんじゃないな。これを次への教訓にしよう。

とりあえず来た道を戻ってなにか自分の場所がわかる目印となるものを探そう。というかこのあたり暗すぎない?あたりの建物も一切電気ついてないし、人の気配がしない。凄く不気味。

気づけば、私はかなり速歩き、いやそれどころかほぼ全力疾走していた。何故かここの辺りにいたら不味い気がした。あとから考えるとそれが行けなかったんだろう。


―――――


1分くらい走っただろうか?

私は気持ちがだんだん落ちついてくのを感じ走るのをやめた。

つかれた。私ってこんなに速く走れたんだなぁ。今までで一番早く走れた気がする。というか私って暗闇が怖いとかいう怖がり属性を持ち合わせていたのか。まあ、私が怖がっている姿を見て可愛いとか思う輩がいるとは思えないが。


そんな事を考えてしばらく歩いていると急に背後に気配を感じた。後ろになにかいる。何なのか確認しようと思って振り返ろうとしたその時、後ろからプシュッと音がした。途端に私は崩れるように倒れ、意識が薄れていく。


「指定された生命体の就眠を確認。捕獲します。」


(だ…だれ…やば…意識が…)



初めて小説を書く初心者なので不適切な表現やアドバイスが有ればバシバシ言ってください!

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