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僕が転生したら、その異世界はめっちゃ古代ファンタジーな世界だった!?  作者: 竜王神龍
第一章:砂漠にある王国への危険な長旅編
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第二十二話:カンブリア王国へ

それから数日間、ヒロキ達と兵団は砂漠を歩き続けた。

そして遂に、王国へ到着した。


「着いたぞ!」

「こ、これが……カンブリア王国!?」

「あぁ、そうだよ!

そしてようこそ、カンブリア王国へ!」

「こ、これが……」

「す、すげぇ!」

「絵本で見たような美しい砂漠の王国って感じですわ!」

「ここにはこの砂漠で最大のオアシスがあり、その付近には多くの素材が取れる洞窟もある。

俺達はここを王国として発展させたのだ」

「すごいでしょ?」

「う、うん!」

「とまぁ、雑談はこのくらいにして、すぐに陛下のところへ行こう!」

「もう行くのか!?」

「そのためにアンタ達がここまで旅をしたんでしょ?

先にやるべきことは最初にやらないとね!」


ヒロキ達は、団長の案内で、カンブリア王国にある巨大な宮殿へと入っていった。


「陛下、お連れしました!

エルフ族からの使者の人間3名です!」


団長が大声でそう言った。

すると、向こうから何かの合図が出たのか、団長は手招きをして、3人をその場所へ入れさせた。


「さぁ、こっちだ。

くれぐれも無礼がないようにな……あの方はお前らでも知っている偉人だからな」

「偉人?」

「会ってみればわかる」


そして遂に女王とのご対面である。


「……あ、あのー……僕達……」

「ヒロキ君、緊張しすぎです!」

「しっかりしろよ!」

「二人とも!」


目の前にいる黄金の装飾をしていて、白い服を着ている褐色肌でセクシーな体を持つ女王を見て緊張するヒロキとその様子にカツキとショウブは焦った。


「……よく来たな。

三人とも、こっちへ参れ」


3人は女王が座っている玉座まで近づいた。


「団長から話は聞いておる。

そなたら、エルフ族からの伝言を伝えに、わざわざ遠くのジャングルからここへ来たのであろう。

ご苦労じゃったな」

「あ、ありがたきお言葉……その……さ、早速ですが、こちらを」


ヒロキはポケットからエルフ族の村長からの手紙を見せた。


「……おいお前、女王陛下のところへ行けよ」

「緊張してんだよ!」

「でも行かないと!」

「……」


それでも緊張しているヒロキを見て、女王はニヤリと微笑んだ。


「……緊張せずにリラックスせよ。

その手紙、妾に直接渡してくれ」

「は、はい!」


ヒロキは手紙を女王に渡した。


「……確かに受け取った」


そう言いながら、すぐに手紙を読んだ。


「……」


真剣な目で手紙を読んだ。


「……なるほど」


読み終わったのか、その手紙は綺麗に直して、ヒロキに返した。


「えっ?」

「頭の中に叩き込んだ。

後のことは妾達に任せよ。

その間にそなたらはここでしばらく休むが良い……準備ができたら、そなたらを呼ぼう」


すると女王は立ち上がって、手を叩いた。


パンパンッ!


「3人の使者に部屋を案内せよ!

この者達はジャングルからここへ長い旅をして疲れておるはずだから、しっかりといい部屋へ案内せよ!」


そう言った瞬間、一人の男が駆けつけた。


「ハッ!

仰せの通りに!」


その男は3人を見た。


「あなた達がエルフ族の使者として来た人間ですね?」

「は、はい……」

「そうですけど……」

「この私がご案内します」


そう言って、男は3人を豪華な部屋へ案内された。


「ここで当分の間はここで休んでください。

もしも外出を希望されるのなら、私に声をかけてください。

それと、あなた達が手懐けた恐竜達は、私達が責任を持って、こちらでお預け致します。

どうぞご安心を!」

「ちなみにあなたのお名前は?」

「私ですか?

私はオコンコォと申す者で、我らの女王クレオパトラ様に仕える者です」


そう言って、オコンコォと名乗る男はその場から去った。


「……えっ?

クレオパトラって?」

「いやいや、流石にそれはねーだろ?

仮にそうだとしたら、どこかに織田信長とかナポレオンとかそう言うのがいるってことになるのか!?」

「信じられませんわ……」


ヒロキ、ショウブ、カツキは全員驚いていた。


ちょうどその頃、女王であるクレオパトラはとある部屋にある巨大な機械の目の前にいた。


「……見つけた。

ここじゃな?

……ここをこうして……」


クレオパトラが機械をいじると、そこからゲートのようなものが開いた。


ウィーンッ!


「これで帰りは長時間歩かずに済むはず……このテレポートマシンでな」


その機械は、テレポートマシンで、テレポートする場所として、ヒロキ達の家を見つけ出した。


「……この付近の近くに、エルフ族の村があるようじゃな」


その日の夜、3人は部屋で寛いでいると、部屋にオコンコォが入ってきた。


「夕食の準備ができました。

女王様があなた方と食事されることを希望しています」


3人はオコンコォに案内され、クレオパトラと一緒に食事をしながら、今までのことを話した。


「ほう?

ガンドントラ、ミイロコンゴウインコ、プロコトドンを仲間にするとはなぁ……そしてその後にモモカズ率いるオルドビス兵団と合流できたってことじゃな?

それまでの間はとても大変な旅じゃったろう?」

「そうですね……ですが、私にとってはいい旅になりました。

いろんな経験ができたので」

「それはよかった。

じゃが安心せよ。

帰りは、妾が所有するテレポートマシンでそなたらの家まで送ってやろう」

「テレポートマシン?」

「この世界では、より高度な技術が存在しておる。

それを利用することで、長距離の移動が楽にすることができる」

「なるほど……」

「……女王様って、いつからこの世界にいるんですか?」

「なぜそれを?」

「そりゃ……アンタがあのクレオパトラからですよ」

「フッ……知っていたか。

確かに妾はクレオパトラ……じゃが、この世界に来てからもう数千年も経過しておる。

にも関わらず、何故か歳が取らず、死んだ時と同じ年齢のままじゃ」

「ど、どういうことですか?

もしかして僕達、永遠にこのままですか?」

「……そういうことになるじゃろうな。

そもそも妾達は本当の意味で死ぬことができぬ。

恐竜に襲われて死んだとしても、ベッドで生き返るようになっておるのじゃ。

これが不思議と……」

「まるでどっかのクラフトができるブロックでできたサンドボックスゲームのような感じですね……」

「とりあえず、明後日になったらエルフ族のところへ行くとする。

明日はその準備があるし、そなたらも1日だけでも我が国を知って欲しいのじゃ」


そして3人は食事を終え、眠りにつくこととなった。

ところが、ヒロキだけは何故かクレオパトラの部屋に来るように呼び出された。


「な、なんでしょうか?」

「すまんなぁ……ここに来てもらって。

そなたにだけ頼みたいことがある」

「僕にですか?」

「……妾は、そろそろ子供を産もうと思ってな。

じゃが、妾は女王として君臨している身でな……この国を守らなけれならぬ」

「それで、どうして僕に?」

「そなたなら、良い子が生まれると思ってなぁ……どうせそなたはそういう経験がなかろう?」

「それでしたら、ショウブがいいかと……」

「いや、そなたが良い。

妾好みじゃからな……さて、一回では済まさんぞ」

「えっ!?」


次の日の朝、ヒロキは干からびた様子で自分の部屋に戻ってきた。


「お前、どうしたんだ?」

「女王様に呼び出されてたら……こうなってた」

「大丈夫ですか?」

「うん」

「……お前、手伝わされたんだな。

跡継ぎを作るためにな。

まぁ、今日はゆっくりとこの国を満喫しょうぜ!」

「そうだね」

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