RPG…始めさせられますた
前の話からだいぶと時間が空いてしまった悲しみ。
猛暑続きで絶賛死にかけの私です…みなさんも熱いのには気をつけてください…
ー残りタイムリミット 13日一
朝9時頃。
「変な夢を見た……」
起きた頭で辺りを見回す。
和風を意識した襖や畳…自分の部屋に割り当てられた宿屋だと言う事を確認する。
「夢ならばどれだけ良かったか……」
はぁ……とひとつため息をつく……
「そういえば…」
夢の内容をふと思い出す……
タイムリミットを勝手に設けられたのはさておき…何か貰ったはず。
初期装備セットとかだったらマジギレ案件なわけだが……
「コレっぽいな……どう見ても。」
小包が枕元に置いてあった。
そこには、僕の名前が書いてあり…宛名は不明。
それを躊躇いなく、開封。小包自体は家庭用ゲーム機とかのサイズなんだが…
「謎の絵が書いてあるカード5枚…
開けた瞬間に装備された武具一式。
呪いの装備みたいな感じで外せないって訳じゃないか…」
武具のステータス自体は必要最低限の上昇値しかない。+3〜+5くらいの誤差の範囲。
防具は、初心者に配布される様な胸当てだけのタイプ。
武器は何の変哲もないロングソードとその他
「いきなり超強武器手に入っても困るけどね…
リクリアの森で探索、狩りする分には問題ないかな…。
んで…このカードは何。見たところ、絵はバラバラだけど…」
剣を掲げる絵、何かに集まる妖精(?)の絵、2人の人間が重なる絵、五芒星、それぞれがよくあるカードゲーム位のサイズ感……スリーブ入れたい。。。。
「最後の1枚だけ読めるな。」
カードにインビジブルと書かれてる、なんの絵も描いてないカード
インビジブルって確か無敵化とかそんなんだよね……
「魔道具の1種…かな…見たことない形だけど…
ただ最後の1枚以外、読めない上に使用方法も分かんないし効果も不明。」
完全にお手上げと、広げたカードを一枚にまとめる。
よくよく考えれば収納する様な場所が無いな…と思った瞬間…
カードが光になって腰に巻いてあるベルトにカードケースが出現して収納された。
「便利な機能だな…」
「お客人、起きてらっしゃいますか??」
襖の向こうから、女性の声が聞こえる、、、宿の人だろうか?
「今さっき起きたとこです。」
やばい小包のゴミ!と思ったが消失しており、僕の武装状態も勝手に解除されており、ただの私服になってた。
さすがファンタジー……なんでもありだ。
「朝ご飯が出来ました。宜しければお召し上がりください。では……」
「ありがとうございます。すぐ行きますね。」
ー△▽△▽△ー
「なるほど。大図書館で調べ物をと思ったら…
こんな場所まで飛ばされたと…それは災難でしたね……」
アウルスさんに経緯を聞かれたので、嘘10割で話をしたが案外あっさり信用された。
やはり徳を積むと言うのは大事らしい。でも心が痛い気がするのは何故だろうか…
「今は娘も大事な時期で外を歩く時はと口酸っぱく申してたのですが、案の定…奴隷売買どもの罠にかかる始末。
ほとほと手を焼いてるんですよ…。」
少しため息を交えながら、アウルスさんは語る。
娘さんも混じりっけのない白の毛並みで凄い可愛いらしいが、会っていない。今この場に居ないのも含め…
大事な時期という事は、嫁入り前とかなんだろうか…
ん…さっき呼びに来た女性は奥さんだろうか、ここにはいないっぽいけど…
「我々、白狐族は古い習わしで娘を産めば巫女に仕立て、厄災を払うまじないを行うのです。
そろそろ、まじないの効果が壊れる頃なので私の娘が選ばれたのは光栄なのですが…まじないをするための才能が……」
僕の疑問をアウルスさんが感じ取ったのか補足する。
しかし後半に行くにつれて語尾が弱くなっていく…
「厄災を払うって…まさか、、、」
辺りに魔物が居なかったことの不自然さに納得がいった。
面倒い所に飛ばしてくれたなぁと僕にテレポート使ったやつを恨んだ。
「陽鎖刀様?どうされました?」
「いえ…そのまじないって見れたりします?
厄災避け……少し興味あります」
「恩人の頼みとあればと言いたいところなのですが…秘術も秘術。
我らの生命線でもあるので、すみませんが御遠慮ください。
万が一、術式が破壊ともなれば失われた技術故に、、、」
術式壊せない上に魔物出現しない……
あれ、、、もしかしてこれ詰んだ???
いや待てよ?
「まじないの貼り直し期限……いつまでです?」
「次の蒼月が限界と思っております。」
僕はご飯も食べ終わり、アウルスにお礼を言ってその場を後にした。
「おわた!!!!」
周りに人が居ないことを確認して、僕は心の叫びをそのまま叫んだ。
「魔物が期間内に出現しない場所で、Plvを上げずに基礎ステータスを底上げしてエリアボスを倒せとか…無理ゲーすぎる!!!」
おそらくだが、言っていいセリフでは無いとは思ってるが言わせて欲しい。
レベル1縛りで(初見じゃないけど)ハードモードクリアは、ゲームバランス悪すぎる……
「言っててもしゃーないけどさぁ……翔くん大丈夫かなぁ……」
自分の貧相なステータスを見て、真剣に悩む。
ここのエリアボスを倒すには最低でもレベル10相当のステータスが必要になる。
レベル1の状態で基礎ステータスを底上げすると言っても足りない。
最悪の手段はここの住人を根絶やしにすることだが…そんなの論外だ。
試行錯誤した結果。正直、蒼月の日までにエリアボスを倒すなんてと思ったが……
「いや……有る。ただかなり運ゲーになるけど。
ん?・・・気のせいか?」
辺りを見回す。一瞬人の気配がした気がするんだが…
「やってみるかぁ」
ー▷エリア2ー
「見つからないなぁ…とりあえず、この大木にも目印描いとこ」
初期装備にあった剣を使い、木にバツ印を書いて目印にする。
進行方向を決めて歩く。蒼月まであと12日と10時間。
順調かどうかを聞かれたら…察して欲しい。
「他に方法思いつかないんだから仕方ない…
頼むから、出てきてくれ…。」
それは若干曇りはじめてる
ー◁◁◁◁◁◁ー
「…なんで私が、まじないの掛け直しに選ばれたんだろ…
おとぅや他の人がやれば良いじゃん。こんな才能もない子より。」
1人、与えられた部屋で文句を良いながら、怪我してる足をさする。
3日前…旅人?に助けられ、帰ってきた後に治癒をかけて貰い、包帯を巻いているがまだ痛む。
後2日は安静にしないといけないらしい。ただでさえ、まじないの練習が上手くいかない上に時間が無い。
次の青いお月様までに出来なければ…村は大変な事になる。
「おかぁも思わない?厄災なんておとぎ話の勇者様が倒してくれたら良いのに…って」
おかぁは、おとぅの話によると私を産んで直ぐに死んだらしいので顔は写真でしか知らない。
こんな時、おかぁならなんて言ってくれるかなぁ。
「はぁ…」
答えの返ってこない問答にため息が出る。
対して変わりもしない窓のけs…
「?????」
窓の外の景色は毎日のように見ている。同じ場所から見ているのだからほぼ変わる訳が無い。
鬱陶しい位の木々がそこいら中に生えているはず…なのにビックリする位の草原…木が1本も生えてない…
「え…コレ、どうなってるの…?」
窓際までいき外の景色に釘付けになる…同じ世界を見続けた筈なのに新しい場所に訪れたような高揚感。
代わり映えしないはずの光景は、私の心のキャンバスに確実に新しい色をくれた。
「キレイ…」
ただの草原がそう見えた。
神様もたまには粋なことをするんだと本気で思った
「あの人…以前の罠外してくれた人?」
草原の向こうで見慣れない姿の少年。
村のしきたりで、儀式が終わるまでは私は余所者の異性に姿を認識されてはいけないことになってる。
故に、狐の姿で相見えることに自然となるのだが、この時、光景に魅入られてた彼女を誰も責めまい…
「・・・あっ」
少年に見られると思い、瞬時に姿を狐に変える。
少年がくれた新しい光景……
それが私の始まりだった
ー▷▷▷▷▷▷ー
一方...陽鎖刀が行方不明になって3日目
「旅の方は未だ見つからんのか!?あの方は何を考えてらっしゃるのだ!」
怒声をあげるのは落ち着いた風貌に見えたアウルス、眉間に皺を寄せて陽鎖刀を探す。
陽鎖刀が居なくなって最初の日は特に何の異常もなかったのだが...2日目になって森が顕著に異変を示した。
1部のエリアで木々がなくなり始めたのだ...
木々が空洞になったエリアを探すも陽鎖刀は見つからず...
挙句にはさらに破壊を繰り返す始末。
初日に魔物の仕業かとも思ったが、巫女は小屋にいるのを確認しているのでその心配は無いと高を括る...
そんな訳で、火急の用件はこんな所業をしている当の本人を探す。それだけだ。それだけの筈なのに見つからない...。
ひ弱そうに見えて、実は凄腕だったのかと錯覚さえ覚える...
アウルスは索敵範囲をさらに広げる。陽鎖刀は結界に興味を抱いていた...もしやと思いもう一度小屋へは自らが赴くことにした。
そんな白狐族総出で捜索されてるもしらず...
ー▷▷▷▷▷▷ー
ー蒼月まで残り 9日ー
「見つけた。ココが結界の中心…」
小屋に近づこうとすると、見えない透明の壁にぶち当たる。
それを見てたのか中の女の子は変化してしまう。
「まぁ…簡単にいかないのは想定通り。」
エリアを移動してすぐ...人の気配が顕著に感じた。
隠れようと魔法を唱えようとした瞬間...何者かに手を引っ張られる...
「まだこの辺にいるはずだ!探せ!」
「あの旅人の破壊行為を辞めさせるんだ!結界が壊れちゃ叶わん!」
おそらく僕を探す声がすぐに聞こえ始める。
通り過ぎたのか…声が遠くなった...
「ヴィッタちゃんだっけかな...
まさか僕の手助けをしてくれるとは思わなかったよ。」
「ついてきてください。その方がお互いに都合がいいと思いますよ?」
問いかける彼女の特徴的な赤い目は、お前を突き出すのは造作もないと脅すような...ハッキリと意志を示す目だった...
見つかったのが運の尽きかとも思い、ついて行く。
時々、白狐族の捜査隊の目を掻い潜りながらもなんとか、彼女の目的地に着いたらしい。
洞窟の入口前で、彼女は僕に静止させる。
少女は持ってた木に火をつけて、わざと1回消す。
「……行きます。」
洞窟の奥で何かが引きづる音が聞こえた。
暗い中を暫く歩き続けるとランタンを持った、コレまた僕に由縁がある女性が待っていた。
だが最初に会った時の様な嫌悪感溢れる顔ではなく、なにか悪巧みを一緒にという顔だった...
「まぁ汚い場所だけど、その辺座りな。安心しな...
むしろ悪かったと謝りたい気分だね。」
毛皮の絨毯に、雑に胡座をかいて座る。距離を置いて正面で僕も胡座をかいて座る
「さて、可愛い妹を迎えに出したんだ。有意義な時間が過ごしたいもんだね。お互いに目の上のたんこぶにはウンザリしてきたころだろ?」
アマゾネス...森林奥深くに住み、暴力的とも言える体つきと露出及び褐色の肌が有名だが。実はこの世界のアマゾネスは少し違う。
固有の民族衣装で体を隠し、心を許した異性にしかその容姿を見せないので有名だ。
戦いの際は戦闘用の姿で戦うらしいので本当のその人を知るのは...言わずもがなという所だ。
先程のヴィッタちゃんといい、このお姉さんといいほぼ目元しか見えないの不具合な気がする。
・・・・・なるほど。
「目の上のたんこぶか...
僕自身、助けて貰った身としては表現出来ない言葉だ」
「...白々しいね。じゃなきゃ、あんな事し始めないだろ?
あんたが滅茶苦茶、頭やばいってのを除けばね。」
腕組をしながら淡々と表情も変えずに、話をする。
今更ながらこの人の名前を僕は存じない訳だが...
「・・・やっぱり不便だ。呼び方を提供願う」
沈黙の後、ふふっと笑い始めたと思ったら大爆笑をした。その後悪い悪いと言いながら。
「アラシスタ。皆からは姐さんと呼ばれてる。
さん付けは要らないよ。あんたは?」
「陽鎖刀。」
「いいね。ご希望の自己紹介も済んだ。
坊やの目的を聞きたいとこだね。
あたしゃぁ、煩わしいのは嫌いなんだ。」
「この魔除についてかな」
僕がそういうと、アラシスタは少し考え込み語り始めた。
「なるほどね。どうやら、坊やとあたしらで置かれてる状況が違うらしいね。」
そういうとアラシスタは気楽に聴きな?といい話しだす。
「アレは、いつ頃だったかな?狐共が急にこの場所で住み始めた。
最初は余所者扱いしてたけど、あたしらも狐共も同じ敵を見てるそう理解した頃にはお互いに打ち解けて仲良くしてたんだ。
特に妹はね、狐共の女の子と友達が居たくらいだ。
…ただある日を境に向こうさんは手のひらを変えたって訳さ…」
アラシスタは握り拳を作る……あまりにも強い力なのか。手から血が滲む程だった
「魔除の結界ねえ?あたしは呪いかなんかだと思うんだけどね。
坊やと最初に会った時からおかしいと思ったんだ。
まぁ細かいことはいいんだ。こうして坊やとあたしらが話せている、そこが重要だね。」
そこからヴィッタちゃんの補足によると結界が張り巡らされてから、魔物はアマゾネスの一族を強襲するようになった。
何人が犠牲になったか…と泣きながら語るのは見てられなかった。
「つまり…この結界をぶち壊したいって話ね。
もちろん、そんな事、すれば間違いなく結界を避けてた魔物どもは…」
「それがアイツらのツケだって言うなら身をもって味わうべきだと、あたしは思うけどね。」
「・・・・」
ヴィッタちゃんは黙り込み、俯く。
「例えば、巫女を殺す。
そしたら、間違いなく、この結界はあと1週間も経たずに瓦解する。」
僕がそういった瞬間。
「シルフィーちゃんだけは!だめ!!!!!」
僕の数センチ右に突如、槍がぶっ刺さる。
「坊や、言葉は選んだ方がいいねえ。
あたしらが手を出してないのはつまりそういう事さ。」
「なるほどね。」
(正直チビりかけたとか言わない…。)
「問題は結界と、その友人って訳か。
その子のご両親に言えば説得出来そうだけどなぁ…」
ヴィッタちゃんは首を横に振り。
「無理だと思う。両親は既に死んでるはずですから。
結界を維持させる生贄になったはずです。」
「結界の生贄?」
「この結界は、命を喰うのさ。それで維持されている。
巫女って言うのは体のいい称号ってわけさ。」
随分と重い魔法なんだな……。
ん…待てよ…
「術式を発動してるのは誰だ?」
アウルスとの発言の辻褄が合わない……おかしい。
「……多分、あの白狐族です」
ヴィッタちゃんがポロッと零す。
アウルスさんのことを言っているのだろう…
ただあの人は娘だと言っていた。
普通に考えて…娘の命を代償にするなど以ての外だと思うんだけど…。
「そこでだ。坊や。
あたし達と協力しないかい?」
「坊やは結界の情報が欲しい。
あたしらは、巫女を助けたい。
坊やの奇天烈な行動で、狐共の警備はザルになってる…
何かしらの目的が有るのか知らないけど…」
僕が考えてる間に、アラシスタさんは共謀を提案する。
「決行日は?」
「明日の夜にしようと思ってる。」
「そか。じゃーそれまでには間に合うようにするよ」
2人で合意をしあい、お互いに決行時刻までは、干渉し合わない。など色々決めてる中…
「ヒサト様でしたっけ…」
「様は良いよ。まぁ、いいや。
それでどうしたの?」
「ヒサト様は戦えるお方なのでしょうか?
武器も身なりも…かなり貧相ではありますが…」
見てくれの悪い狩猟セット。ロングソード1本、盾なし。
Lvは1、ステータスは初期状態、アビリティは何個か付いてるだけ。
「問題はない」様に見えたら絶対、相当馬鹿だと思う。
「ちょっと、探してる物があってね。
それが見つかるか次第なのは認める…」
僕が木という木を伐採しているのにはそれなりの理由がある。
決して、環境破壊者では無い…と言うだけ言っとく
「坊やが強い弱いは正直、あたしは興味無いっちゃ無いんだけどね」
なんせ自分は強いから。と後付けするように握りこぶしを作る
「・・・お姉ちゃん。私、ひさと様と行動を共にします。」
その発言が、僕の寿命を縮める話になるとは到底思わなかった。
空気が、暴力で僕の横を掠める。
「坊や、あたしと決闘しよう。命までは取らないからさぁ?」
目が笑ってない。ヴィッタちゃんは既に支度を始めてる。
つまり、信頼を勝ち取る気が無ければ死ねと遠回しに言われてる。
「……どうせ1回は戦闘経験しないとダメか。」
▷▶︎▷
「洞窟内に、こんな場所を普通用意しないと思うんだ…」
アマゾネスは戦闘を好むとは聞くけど…
「さて、坊やがアタシより弱いってのは百も承知さね。
だけど、アタシの可愛い妹を預けようって言うんだ。
言いたい事…わかるね?」
自前の剣を持って僕に剣先を向ける。
その瞬間、アラシスタのLvとHPが表記される
「Lv17…」
「何ブツブツ言ってだい!さっさと構えな!」
僕は両手で剣を構える。
僕と相手の距離は4m程、剣の間合いにしては距離がある。
まずは様子見で…
「ふーん。一丁前に勇気はあるのかい?
男児って感じだねぇ。足が震えてないのは評価高いよ?」
その言葉が言い切る言いきらないだった。
「!?」
「でも、強いのと弱いのは、勇気じゃどうにもならんね!!!」
一瞬で間合いを詰められる。
距離をとる為に、バックステップを取るかで一瞬迷うが…
「くっ」
キーン!という甲高い音が鳴り響く。
「賢いじゃないか?いま後ろに下がってたら…斬り殺してたよ。」
両刃でない事をこれ程感謝したことはない。
両手で剣をしっかり支える。
「さぁ、坊や。遊ぼうか?」
身長差1.3倍…実力差有り、経験差有りと死ぬしか未来が見えない状況。
「!?」
アラシスタが何かに察して、僕から一気に距離を取る。
「今度はこっちから行きます」
剣を構え直して気合いを入れ直し、アラシスタに剣先を向ける。
「いいよ、かかっておいで!」
弱者と強者の戦いの幕が上がった。
読了お疲れ様です。
こういうストーリーで後からこう言うフラグあったんだ!とか書ける小説家って凄いなぁって思いながら書いてます。
ファンタジー系だと結構色々読んでるのですが。如何せん文字起こしとなると話が違う…
拙い文章ではありますが完結まで(出来るかどうか怪しいけど)お付き合い下さい。