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☀ 姉の代わりに巨漢公爵に嫁いだ取り柄のない子爵令嬢は、浄化魔法が開花しました。  作者: 雪*苺
【 翌日( 火曜日 )】サブリエル 美丈夫な男と出逢う
27/50

✒ 平穏な日々 1 / 何方様ですか??


──*──*──*── 翌日


──*──*──*── サブリエルの自室


サブリエル

「 ──凄い雨ね。

  今日(きょう)は1日中こんな感じかしら? 」


創生王:ニテンス

「 そうだろうの。

  折角の長期休暇の初日が土砂降りとはつ(・)い(・)て(・)ないの 」


サブリエル

「 あら、土砂降りの日に出掛けなくて済むんだもの、逆にラッキーなんじゃないですか? 」


創生王:ニテンス

「 サリーは前向きだの 」


サブリエル

「 ふふふ、そんな事ないですわ。

  ──と言うか……どうして私の部屋にニティが居(い)るの?

  ニティの部屋もあるのでしょう? 」


創生王:ニテンス

「 サリーに似合いそうなドレスを用意して来(き)たのだ 」


サブリエル

「 ドレスを?

  ニティが買って来(き)たの? 」


創生王:ニテンス

「 小人(ツェルク)に作らせたのだ。

  ドレスの材料は妖精に調達させたぞ。

  何(なん)枚(まい)か持って来(き)たから着てみよ 」


サブリエル

「 有(あ)り難(がと)う御座います、ニティ。

  でも……そんな事に妖精や小人(ツェルク)を使っても良(い)いの? 」


創生王:ニテンス

「 サリーは心配するでない。

  これは必要な事だからの。

  人間のドレスとやらは脆(もろ)いからの、防御力は皆無であろう。

  妖精に調達させた材料は特殊でな、これらのドレスの防御力は高いぞ。

  魔法の附与も出来る特別なドレスたのだ!」


サブリエル

「 どんなドレスですか……。

  そんな凄いドレスを着ないといけないんですか? 」


創生王:ニテンス

「 “ 備えあれば ” と言うであろう!

  ドレスに合うリボンとチョーカーも用意させておる。

  帽子,手袋,靴なんかも作らせる予定でおるぞ 」


サブリエル

「 ………………至れり尽くせりですね…。

  護(ご)(隷)衛(えい)(属)って要(い)らなかったんじゃないですか? 」


創生王:ニテンス

「 隷(護(ご))属(衛(えい))は必要だぞ。

  ドレスは応急処置のようなものだからの。

  サリー、入浴するなら小人(ツェルク)に準備させるからの 」


サリー

「 私の専属侍女──モリナ達はど(・)う(・)し(・)て(・)来(こ)ないんですか? 」


創生王:ニテンス

「 サリーの身の回りの事はボクが小人(ツェルク)に指示する故(ゆえ)、専属侍女の事は気にせんで良(よ)い 」


サブリエル

「 そんな!

  勝手に困ります! 」


創生王:ニテンス

「 何(なに)が勝手か。

  サリーはボクの眷属になったのだぞ。

  眷属を守(ま)護(も)るのは、ボクの役目である 」


サブリエル

「 ………………もぅ……ニティは過保護過ぎますよぉ~~ 」


 ベッドから出た私は、身支度を整える前に浴室に入って入浴する事にしました。

 入浴する事をニテンス(創生王)様へ伝えるとニテンス(創生王)様は、何(な)故(ぜ)か私の自室に当然のように居(い)る小人(ツェルク)へ入浴の準備を指示し始めました。

 小(こ)人(びと)ってニテンス(創生王)様は言ってますけど、全然小(こ)人(びと)じゃないんですよね~~。

 150c(センチ)m(メートル)しかない私よりも20c(センチ)m(メートル)も高い小(こ)人(びと)が居(い)ますか??


サブリエル

「 ニティ、小(こ)人(びと)にしては背が高いんじゃないですか? 」


創生王:ニテンス

「 うむ、小人(ツェルク)で間違いないぞ。

  小人(ツェルク)は臨機応変に身長,体型を自在に変化させれるのだ。

  便利であろう 」


サブリエル

「 そうなんですね 」


創生王:ニテンス

「 どうやら準備が整ったようだの。

  サリー、入浴出来るぞ 」


サブリエル

「 は~~い♪ 」


──*──*──*── 浴室


 浴室へ入ると浴室にはバスタブがなくて、温泉に変わっていました。

 温泉??

 どうして温泉なのかしら??


サブリエル

「 ニティ、バスタブが無くなっていて温泉に変わってるんですけど、どうしてですか? 」


創生王:ニテンス

「 一(いち)々(いち)湯を沸かすは面倒であろう?

  温泉ならば何(い)時(つ)でも好きな時に入れるであろう。

  健康と美容に良(よ)い天然の源泉を引っ張っておるぞ 」


サブリエル

「 ニティにはそ(・)ん(・)な(・)事(・)も出来ちゃうんですか? 」


創生王:ニテンス

「 ボクは指示を出すだけだの。

  必要な道具や材料を調達するのは妖精であるし、作るのは小人(ツェルク)だからの 」


サブリエル

「 妖精って気紛れで自由なんじゃなかったの? 」


創生王:ニテンス

「 色んな妖精が居(お)るからの、ボクに協力的な妖精も居(お)るのだ 」


サブリエル

「 そうなのね…。

  それにしても異世界にも温泉があるのね 」


創生王:ニテンス

「 温泉は自然の産物だからの。

  天然温泉は秘境にしかないからの、入れるサリーは幸運だぞ 」


サブリエル

「 異世界で温泉に入れるなんて贅沢よね?

  有(あ)り難(がと)う御座います、ニティ♥️ 」


創生王:ニテンス

「 うむ!

  好きなだけ天然温泉を堪能するが良(よ)いぞ! 」


 ニテンス(創生王)様が浴室から出たのを確認した私は、寝間着と下着を脱いでから天然温泉へ入って、肩まで浸かりました。

 天然温泉なんて前世でも入った事がなかったから、存分に堪能しないとね♥️


 花の香りのする石鹸を泡立てて髪の毛を洗ったら、フエドバス石鹸を泡立てて身体(からだ)を洗って、フエド洗顔石鹸を泡立てて顔を洗った。

 温泉で泡を洗い流すなんて贅沢よね~~♥️


 温泉から上がった私は、置かれていたバスタオルで身体(からだ)を拭いて、下着を身に付けてから、フエドクリームを身体(からだ)に塗ります。

 バスローブの袖に腕を通(とお)して羽織ったら、鏡の前に立ってフエド化粧水,フエド乳液,フエド美容液を顔に付けて馴染ませるのを忘れません。

 一寸(ちょっと)長湯しちゃったかな?


──*──*──*── サブリエルの自室


 浴室から出ると、身支度を直(す)ぐに始められるように小人(ツェルク)達が準備をしてくれていたみたい。


創生王:ニテンス

「 サリー、温泉は堪能出来たかの?

  寝る前にはマッサージをさせる故(ゆえ)、楽しみにの 」


サブリエル

「 有(あ)り難(がと)う御座います、ニティ。

  朝から天然温泉に入れて最高でした♥️ 」


創生王:ニテンス

「 サリーに喜んでもらえたなら本望だの。

  温泉にして正解だったの。

  サリー、今日(きょう)は何(ど)のドレスが着たいかの? 」


サブリエル

「 そうですね……。

  今日(きょう)は土砂降りですから、明るい色が良(い)いですわ。

  ──気分が沈まないようにピンク色のドレスにしますわ。

  ピンクにも色んな種類がありますものね、刺繍も素敵ですし、レースのデザインも可愛いですわ。

  全体的に薄い色ですし、桜色に近いのかしら? 」


創生王:ニテンス

「 そのドレスにするなら首にチョーカーを付けると良(よ)いぞ。

  刺繍がワンポイントになっておる。

  髪を結ぶリボンの色は何(ど)れが良(よ)いかの?

  ピンク系の色を集めておるぞ 」


サブリエル

「 こんなにあると悩んじゃいますね♪

  この色と……この色にしますわ。

  この色は左右の上に使ってほしいですわ。

  この色は首辺りで結ぶのに使ってほしいですわ 」


創生王:ニテンス

「 サリーは今日(きょう)の髪型を決めておるようだの 」


サブリエル

「 駄目でしたか? 」


創生王:ニテンス

「 構わんぞ。

  サリーの髪だからの。

  サリーの好きな髪型にすれば良(よ)いのだ。

  小人(ツェルク)達よ、サリーをドレスアップさせよ! 」


 ニテンス(創生王)様が言うと小人(ツェルク)達がドレスに着替えるのを手伝ってくれます。

 ドレスを着終わると、椅子に腰を下ろして座ります。

 小人(ツェルク)達が髪型を整えてくれたり、両手,両足の爪の手入れをしてくれたり、化粧(メイク)をしてくれたりします。

 どうやらニテンス(創生王)様は濃くてケバい化粧(メイク)が好きではないみたいです。

 私もシミ,そばかす,黶(ほくろ)が見えなくなるようなバッチリメイクは好きではないです。

 化粧臭いのや香水臭いのって前世でも苦手でしたからね。

 小人(ツェルク)に化粧(メイク)をされている自分を鏡越しで見ていると、私が私でなくなるような不思議な感じがします。

 未(ま)だ肌にシミは出てないですけど、小さな黶(ほくろ)が気になるんですよね……。

 厚化粧しないと消せない黶(ほくろ)が消えちゃう不思議なファンデーションとパウダーに吃驚です。

 一体どんなファンデーションとパウダーなのかしら??


創生王:ニテンス

「 出来上がったようだの。

  サリー、見違えたぞ。

  サリーの可愛さが確(しっか)り引き出されておる。

  兄上(リィグレーシェド)も惚れ直(なお)すぞ 」


サブリエル

「 ニティったら(////)

  褒め過ぎじゃない?

  それにしても薄化粧で黶(ほくろ)を消せるなんて凄いですわ。

  どんな魔法のファンデーションとパウダーなんですか? 」


創生王:ニテンス

「 うむ、稀少な薬草(ハーブ)から作った液体に妖精(フェアリー)の粉(パウダー)を加えて作ったのだ。

  人間には作れん品物だぞ。

  パウダーにも妖精(フェアリー) の粉(パウダー)を加えておる。

  汗を掻いても、水に濡れても落ちんから化粧崩れを心配する必要がないのだ。

  口紅にも妖精(フェアリー)の粉(パウダー)が入っておるから、を飲食をしても落ちんぞ。

  服にも付かん優れた口紅でもある。

  唇の乾燥も防いでくれるのだ 」


サブリエル

「 妖精(フェアリー)の粉(パウダー)って凄いんですね 」


創生王:ニテンス

「 当然だの!

  サリーの為に用意した化粧品だからの! 」


サブリエル

「 有(あ)り難(がと)う御座います、ニティ 」


創生王:ニテンス

「 身支度も終えたし、食堂へ行くとしようかの 」


サブリエル

「 そうですね。

  お腹、空(す)いちゃいましたわ(////)」


創生王:ニテンス

「 靴はカカトの低いのを選んだからの。

  カカトが高いと爪先に負担を掛けるし、走り難(にく)いからの。

  ドレスに合わせて小人(ツェルク)に手(て)直(なお)しさせたからの 」


サブリエル

「 手(て)直(なお)しですか? 」


 小人(ツェルク)が用意してくれた靴には、リボンを使って作られた花が付いている。

 可愛いですわ~~♥️

  こんなに可愛い靴に手(て)直(なお)しが出来るなんて小人(ツェルク)って本(ほん)当(とう)に手先が器用なんですね。

 靴を履いてみると、靴のサイズが私の足のサイズに変わりました。

 今までにサイズが変わる靴なんて有りました?!

 これって魔法ですか?!


サブリエル

「 ニティ、靴を履いたらサイズが変わりましたよ!

  どうなっているんですか?? 」

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