⭕ 隷属になった公爵様 2
創生王:ニテンス
「 ──ところで兄上よ 」
リィグレーシェド
「 はぁ~~~……何だ? 」
創生王:ニテンス
「 ほんに溜め息が多いの…。
兄上は29歳になるのだったな? 」
リィグレーシェド
「 そうだが。
それがどうかしたのか? 」
創生王:ニテンス
「 いや何、30歳になろうとする男が実弟より年下の小娘に恋心を抱くのは些か危ないと思っての。
サリーが “ ロリコン ” とか言っておったな。
何でも “ 性犯罪ギリギリの犯罪者予備軍 ” だとか言っておったわ。
“ ロリコン ” とやらが何なのか分からぬか、良い意味ではない事はボクにも分かるぞ 」
リィグレーシェド
「 …………何が言いたい? 」
創生王:ニテンス
「 兄上はサリーを見初めた時は27歳であったな。
27年間も時間があったのだから、恋愛とやらも人並みに経験しとるのであろう? 」
リィグレーシェド
「 は?
何故、そんな話になるのか? 」
創生王:ニテンス
「 良いではないか。
サリーに告げ口せぬから安心せよ。
男の女遊びは甲斐性なのだろう?
“ 不倫は文化だ ” とかほざいて不貞を正当化したクズも居るらしいぞ。
サリーが言っておった 」
リィグレーシェド
「 エルが…………そんな事を…… 」
創生王:ニテンス
「 サリーは未成年であったし、妾の娘だった故、コォールス子爵邸内から出た事もなく、男と言えば父親か使用人達しか知らん身だった筈だ。
そんなサリーが言うのであるから、陸な父親ではなかったのであろうな?
サリーの母親以外の侍女やメイドにも手を出しては孕ませていたようだしの。
サリーには使用人の兄姉弟妹が何人か居ったようだ。
サリー以外は使用人として育ったが、何故サリーだけが子爵令嬢として育てられたのかの?
つつけば何か出て来そうだの、兄上よ 」
リィグレーシェド
「 確かに──。
エル以外にも使用人の兄姉弟妹が居るのに、エルだけが子爵令嬢として育てられたのは、何等かの理由か事情がありそうだな…。
エルの母親がマグドワルト大公家の御令嬢──末娘だという事は此方の調査で判明している。
マグドワルト大公家はセントアノル大公家と一悶着あった後、セントアノル大公から爵位を剥奪されたマグドワルト大公家は、セントアノル大公から謂われもない罪を着せられ、1人残らず全員処刑された──となっている。
謂われもない罪を着せられ、公開処刑された筈のマグドワルト大公家唯一の生き残りが、エルの母親だった。
エルの母親が如何にしてセントアノル大公家の手から逃れたの──、どの様な経緯を得てコォールス子爵邸に辿り着き、使用人と偽り潜伏していたのか──、コォールス子爵がエルの母親の正体を知った上で匿っていたのか──調査中だ 」
創生王:ニテンス
「 ふむ……匿う代わりにサリーの母親をて
コォールス子爵とは恐い物知らずだの。
それとも唯
リィグレーシェド
「 其
唯
セントアノル大公家
セントアノル大公家
それをせずにエルの母親をコォールス子爵邸で使用人として働かせていた。
妾
創生王:ニテンス
「 ふむ……コォールス子爵がサリーの母親の正体を知りながら自身の屋敷に置き、使用人として働かせていたのならばコォールス子爵家
仮にコォールス子爵がサリーの母親の正体を知らぬまま、使用人として働かせていたとしても罪に問われるだろうの。
セントアノル大公家
リィグレーシェド
「 そう、だな……。
セントアノル大公家
創生王:ニテンス
「 相当な貴族だの、セントアノル大公家
そんな危険な大公家
リィグレーシェド
「 大公家
領主を亡くしたマグドワルト大公領地は新しく領主となったセントアノル大公家
創生王:ニテンス
「 ふぅん。
サリーの母親を知る者,サリーの出生を知る者の記憶を改竄する必要があるの。
サリーが “ マグドワルト大公家
幾
リィグレーシェド
「 それはそうだが…… 」
創生王:ニテンス
「 要
今は記憶の改竄で十分であろうな。
サリーに危害を加える為にフォンオスコ公爵領地へ侵入した不届き者は、妖精に任せてしまえば良
リィグレーシェド
「 妖精に任せるとは?
妖精が何
創生王:ニテンス
「 妖精は退屈が故
退屈を解消してやるなら手頃な玩具を与えれば良
ボロ雑巾になるまで遊ばれたら廃人となるだろうが別に構わんであろう?
サリーの安全が何
リィグレーシェド
「 それは私も同感です。
エルは母親の身分を知らないのでしょうか… 」
創生王:ニテンス
「 知らんと思うぞ。
コォールス子爵邸で働いていた侍女の1人だと思っておる。
格下の子爵令嬢か男爵令嬢,準男爵令嬢,騎士爵令嬢,平民,奴隷──何
リィグレーシェド
「 奴隷…… 」
創生王:ニテンス
「 うむ。
『 没落貴族が奴隷落ちする場合もあるのではないか 』と言っておったの。
『 元貴族の奴隷であれば、読み書き,算術が出来るから貴族に買われてメイドや侍女として買われる事もあるかも知れない 』とも言っておった。
サリーの母親は美文字を書けたそうだぞ。
父親から重宝されていたようで度
書斎にはベッドが置かれていたらしく、サリー曰
リィグレーシェド
「 書斎にベッド……。
それは有るかも知れないな…… 」
創生王:ニテンス
「 兄上
この際、キングサイズのベッドを置いてみてはどうかの? 」
リィグレーシェド
「 書斎にベッドは必要ない!
置く気も無い!(////)」
創生王:ニテンス
「 なんじゃ、面白くないの… 」
リィグレーシェド
「 面白がらなくて良




