表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
❗✒ 姉の代わりに巨漢公爵に嫁いだ取り柄のない子爵令嬢は、浄化魔法が開花しました。  作者: 雪*苺
【 約一ヵ月後( 月曜日 )】サブリエル 魔法使いになる??
22/50

✒ 公爵様の御帰宅 7 / 君は誰だ!?


サブリエル

「 ニティ…… 」


創生王:ニテンス

「 案ずるな、サリー。

  交渉はボクに任せよ 」


サブリエル

「 お願い致します、ニティ 」


創生王:ニテンス

「 サリーはボク(創生王)の眷属となった。

  眷属には、眷属をあるじとする隷属が必要となる。

  眷属をる盾となり剣となる者が必要なのだ。

  本来ならば最低でも2名を使役させるのだが──、兄上リィグレーシェド程の逸材ならば1人でも充分であろう。

  剣として盾としても、サリーを安心して任せられる。

  兄上リィグレーシェドとサリーは夫婦であるし、サリーも見ず知らずの異性にられるよりは幾分かマシであろう。

  ボクなりの配慮だ 」


リィグレーシェド

「 “ 私のサブリエル ” に異性のえいが…… 」


創生王:ニテンス

「 うむ。

  兄上リィグレーシェドがサリーの隷属となる事を拒むのならば、兄上リィグレーシェド以外の異性を2名、サリーの隷属としえいさせる事になるな。

  朝 ~ 夜までベッタリとえいしてもらう事になるが構わんかの? 」


サブリエル

「 ニティ、私のえいどうせい? 」


創生王:ニテンス

「 サリーよ、女はしか母親となる者だ。

  母親となれば、おのが認め,忠誠を誓い,忠義を尽くすあるじよりも我が子を優先せねばならん者なのだ。

  我が子をいつくしみ,我が子へ愛情をそそぎ、我が子と信頼関係をはぐくみ、降り掛かる危険から我が子を守らねばならぬ役目がある。

  我が子を守れるのは常に子供の身近にる母親しか出来ぬ事だ。

  おのが我が子を赤の他人へ預け、我が子をないがしろにし、我が子に寂しさや孤独感をいだかせながら、おのあるじに忠義を尽くすような母親など、母親にあらず!!

  我が子を邪魔者扱いし、子育てを放棄する母親へのバツは厳しいものだ。

  我が子を〈 ()()() 〉から取り上げられたとしても〈 ()()() 〉へ文句を言う資格は無い!!

 〈 ()()() 〉を恨み、罵倒し、責める資格も無い!!

  なげき悲しむより、おのれの犯したあやまちと向き合い、悔い改め、一生涯後悔に暮れながら生きるのだ。

  母胎にいのち宿やどった時点で、女は母親となる。

  子供を産めば、子供に対する義務と責任と使命を背負い役目を母親として果たさねばならぬ。

  子供と母親の仲を引き裂いてはならんし、子供から母親を奪ってはならぬのだ。

  それだけ子供にとって母親という存在が大切であり必要不可欠なのだ。

  母となる女はえいには向かん 」 


サブリエル

「 ニティ、貴族の母親は産まれた子供を乳母に預けますし、子育ても丸投げするものよ。

  平民だって子供を預けたり、家に残して共働きをしないと生活が苦しくて生きていけないの。

  一家が路頭に迷わない為には子育てに時間をく余裕はないの。

  この時代ではニティの言う事は夢物語だわ……。

  ねぇニティ、母親になる前の独身女性では? 」


創生王:ニテンス

「 サリーよ、女は与えられた役目より、恋愛とやらにうつつを抜かし易いのだ。

  感情を優先して役目をおろそかにするであろう。

  女は感情のふくが激しく、私情を挟み易い。

  身命をとしてあるじえいするには力不足なのだ。

  えいとは、赤の他人であるあるじの為におのれを捧げ、みずからの身体からだいのちを張らねばならぬ。

  危険が伴うがゆえに子供を産めぬ身体からだとなる場合もあるのだ。

  女には身体からだいのちを張らねばならぬえいは務まらぬ。

  女がおのれ身体からだいのちを捧げて守る者は、世界に我が子のみ。

  〈 ()()() 〉への信仰心が強く高いサリーならば、“ 分からぬ ” とは言うまい? 」


サブリエル

「 ニティの言う事は分かります。

  分かりますけれど!

  恋愛にうつつを抜かすのは男性も同じですわ!

  男性だって、感情に流されて仕事に私情を挟む事は多少なりとも有りますわ!

  “ 女性だけ ” みたいな言い方をしないでください!

  確かに騎士であってもえいであっても、身体からだいのちを張らねばならない危険をともなう役目である事はじゅう(じゅう)承知はしています。

  だからと言って、“ 女性だから ” という理由で挑戦する機会チャンスを奪うような事を言わないでください!!

  “ 力不足 ” とか “ 向かない ” とか “ 務まらない ” とか決め付けないでください!

  女性にだって、矜持があります!

  信念だってあります!!

  男性に負けない責任感も正義感も持っています!!

  女性だって、やる時はるんです!! 」


創生王:ニテンス

「 サ、サリー…………ってはならんぞ… 」


サブリエル

「 あっ──?!

  す、すみませんっ(////)

  私ったら…………今のは言葉のあやです(////)」


創生王:ニテンス

「 よ、いのだ……サリー。

  許すゆえ、落ち込むでないぞ?

  ボクも言い過ぎたのであろう?

  済まなんだな… 」


 ニテンス(創生王)様がオロオロしているみたいです。

 きっと「 ります! 」発言が悪かったのね……。

 うぅ~~~~どうして肝心な所で言い間違えてしまったのかしら……。

 恥ずかしいわ~~(////)

 今がまさに “ 穴があったら入りたい ” 状況だわぁ~~(////)


リィグレーシェド

「 サブリエルは女性のえいいのですか? 」


サブリエル

「 えっ?

  あ……済みません(////)

  私ったら……ムキになってしまいましたわ(////)

  …………リグ様は今でも十分に御忙しい身ですわ。

  私の隷属になってしまったら今まで以上に多忙になってしまいますわよね?

  リグ様には、これ以上の負担を掛けるわけにはいきませんわ… 」


リィグレーシェド

「 サブリエル……。

  私の身を案じてほかの者をえい──いえ、隷属するつもりですか? 」


サブリエル

「 えぇと…………私は………………リグ様がいです(////)

  リグ様がいやでなければ…………リグ様にえい……としてでも構わないのでそばてほしい……ですわ…(////)」


 そうしないと、フォンオスコ公爵領地が大変な事になっちゃいますし、フォンオスコ公爵領民が餓死して飢え死にしちゃいますからね!!

 背に腹は変えられませんよね?

 私が1人、巨漢デブゴンの──いえ、リィグレーシェド様の犠牲者となる事でフォンオスコ公爵領地とフォンオスコ公爵領民の希望に満ちた明日あしたを約束されるなら、涙を飲んで私は生け贄に──、人身御供となりますよっ!!

 私は腐っても一応は公爵婦人ですからね!

 自己犠牲精神なんて大っきらいですけど──、覚悟を決めて決意をした自分を褒め称えたいですぅ~~~~!!


サブリエル

「 ──あくまでも、リグ様がいやでなければですわ!

  私はリグ様の想いを尊重したいですわ…!! 」


 あらら?

 この台詞はまずくないですか??

 でリィグレーシェド様が私の隷属になる事を拒まれて、「 じゃあ、御言葉に甘えてほかの者をえいに── 」なんて言われたりしたら、フォンオスコ公爵領地とフォンオスコ公爵領民に希望に溢れたら明日あしたではなくて、絶望の明日あしたが「 おはよう 」する事になるのでは??

 こ、これはまずいかも知れませんわ!

 言葉を間違えてしまったかも知れません!!

 引いたら駄目だったのかも……。

 押すべきでした?

 グイグイ,ガンガンと押すべきだったのでは~~~~??

 ど……どうしましょう…。

 どうしたらいのかしら……。


リィグレーシェド

「 ──サブリエルの想いは分かりました。

  サブリエルのえいほかの誰かに任せるつもりはありません。

  私はみずから望んでサブリエルの隷属となります 」


サブリエル

「 ──えっ?!

  あの──、いんですか?

  ほんとういんですか??

  間違いなく今よりも御多忙になってしまいますわ!

  お身体からだは大事なのでしょうか? 」


リィグレーシェド

「 大丈夫です、サブリエル。

  私はサブリエルをる剣と盾になりたいのです。

  サブリエルと過ごせるなら喜んで隷属となります 」


サブリエル

「 リグ様…………、がとう御座います(////)

  嬉しいですわ♥️ 」


 フォンオスコ公爵領地とフォンオスコ公爵領民の明日あしたからは絶望から守られましたけど、私が明日あしたから死んじゃいますね~~~~。

 明日あしたから毎日、巨漢デブゴンと四六時中一緒に過ごさないといけないんですよ?

 ストレス死……しちゃわないでしょうか??


創生王:ニテンス

かったではないか、サリー。

  これで領地も領民も命拾いしたの! 」


サブリエル

「 ちょっ──、ニティ!?

  なんで今、で言っちゃうんですか! 」


創生王:ニテンス

「 めでたい事であるからに決まっておるだろう!

  兄上リィグレーシェドの気が変わらぬ内に隷属契約を済ませてしまうぞ 」


 嬉しそうに言ったニテンス(創生王)様は、リィグレーシェド様と私に向かって、呪文……みたいなのを唱え始めました。

 聞いた事のない発音です。

 大陸シピアンドダレ語ではないようですね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ