表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
❗✒ 姉の代わりに巨漢公爵に嫁いだ取り柄のない子爵令嬢は、浄化魔法が開花しました。  作者: 雪*苺
【 約一ヵ月後( 月曜日 )】サブリエル 魔法使いになる??
10/50

✒ 公爵夫人の異変 2 / 不思議な力


──*──*──*── 厨房


 自室を出て、新米メイドとともに厨房へやってた私は、日頃からリィグレーシェド様のダイエット料理開発にこころよく協力してくれているシェフとコック達に「 試したい事があるんです 」と伝えて、()が付いていて洗う前の野菜を集めてもらえないか話してみました。

 私の突然の訪問に対して、いやな顔をするどころか、こころよく招き入れてくれたシェフとコック達は、私のお願いを素直に聞き届けてくれました。

 リグ様パワーは凄い効果ですよ!!


 私が今からなにを始めようとしているのか全く理解していない新米メイドに、シェフが用意してくれた綺麗な籠を持ってもらいます。

 シェフもコック達も私がなにをしようとしているのか興味しん(しん)のようです。

 私もする事が成功するかドキドキしています。

 成功しなかったら、しなかったでみなさんに多大なる迷惑を掛けてしまう事になるので、野菜洗いと野菜の皮剥きを手伝わせて頂こうと思います。


 新米メイドが心配そうな表情と困惑している表情が合わさったような顔で私を見詰めています。

 私は新米メイドに笑い掛けました。

 「 手品が成功するといのだけど(////)」なんて言って、私は少し見せました。

 籠の中に右手を入れて、()よごれている野菜を1つ掴んで籠の中から出しました。

 すると野菜に付いている()内に綺麗になって行きます!

 これは一体どういう事でしょうか!!


 綺麗になった野菜は新米メイドが持ってくれている籠の中へ入れます。

 もう1度、籠の中に右手を入れて()が付いてよごれている野菜を手に取ります。

 籠から出すと野菜は洗われたように──、いえ初めから()なんて付いていなかったように綺麗になっています。

 これは……もしかして──、もしかしちゃうのでしょうか??


 八百屋で売られている綺麗な野菜よりもつや(つや)していてしそうに見える野菜を新米メイドが持ってくれている籠の中へ入れた私は、コック達に「 調理台の上に野菜を並べてください 」と無理なお願いをしてみました。

 コック達はいやそうな顔をするどころか、かワクワクしている子供のように、テキパキとよごれている野菜を調理台の上へ丁寧に並べてくれました。


 コック達に「 がとう御座います 」と御礼を言った私は、調理台の上に並べられた野菜に対して、今度はれるように軽くさわってみました。

 わざ(わざ)野菜を持たなくてもかるれてみただけでも野菜に付いているよごれ──()は消えて綺麗になりました。

 私は並べられている野菜をつぎ(つぎ)さわってみました。

 やっぱり──というか、野菜は綺麗になります。

 流石に不思議な現象に調理場にたシェフ,コック達,侍女達も開いた口が塞がらないような驚いた様子で見ていました。

 明らかに吃驚しているのがひし(ひし)と伝わってます。

 「 手品……成功しちゃいました(////)」なんて笑顔で言ってみるけど、これがタネも仕掛けもある手品なんかじゃないって事は、私にも分かります。

 これは……この力は────。


サブリエル

「 これって……魔法??

  もしかして、私……魔法が使えてます?? 」


 私は半信半疑に言葉を発してみました。

 げんよごれていた野菜が綺麗になっている状態をガッツリと目撃してしまっているシェフ,コック達,侍女達,新米メイドは──、素質も無くて、ほうりきも無くて、今まで1度も魔法を使えなかった私が、突如として魔法を使えるようになった事を認めざるをない状況みたいです。

 私は自分が魔法を使えるようになった事がだ信じられなくて──、コック達に厨房にあるよごれ物を集めてもらいました。

 調理台の上はよごれの目立つ調理器具や食器,食具が丁寧に並べられました。

 私はコック達に「 がとう御座います 」と笑顔で御礼を言ってから、順番によごれ物を軽くれて行きました。

 調理器具も食器,食具も瞬時に新品同様につぎ(つぎ)と綺麗になって行きます。


サブリエル

「 これって……よごれを消して綺麗にするお掃除魔法かしら?? 」


 呟いてから私はハッとしました!


サブリエル

「 これって実は凄いのかも?!

  この魔法を使えば、貴重な水を節約する事が出来るかも!! 」


 私は思わず喜んじゃいました。

 水魔法を使える使用人がてくれる屋敷では、水の心配をする必要が無いんですけど、水が貴重な事には変わらないんです。

 節水が出来るなら節水をして、領民達へ届けたいと思うぐらいです。

 シェフ,コック達,侍女達に許可を頂いて、厨房の中をあらかた綺麗にさせてもらった私は、新米メイドを連れて今度は洗濯室へ向かう事にしました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ