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71 試験合格のあと(10)

「えーと…こいつとこいつと…」


 俺はさっそくリストにあった本を探しだしてみることに。俺のスキル『速読』をフル活用し、本棚にある本のタイトル名を一瞬で読む。そのうちから目当ての本を素早く取り出していく。


 まぁ…言語に関する資料は死ぬほど読みまくったから、スキルを使わなくてもなんとなくで見つけれそうだけどな。もうめんどくさいから『速読』を使ったわけだが…。


 ものの数分。俺は10冊ほどの資料を運ぶと、リュカの元へと歩いていく。


「とりあえず目当ての本はこれで全部だ。次はあるか?」


 俺のそんな言葉を聞いたリュカは、一瞬眉をひそめる。持ってきた資料のタイトルを確認し、リストと照らし合わせ…一言。


「…どういうことです?」


「…え…」


「『道化師(クラウンズ)(ハウス)』にある資料は膨大です。すぐに見つかるものではないはず。特に…新人のグラムさんには…」


 あー…そういえば説明してないか。なんて言おうか…。

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