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59 試験の答え(8)

「私は…父や彼らがいまどこで何をしているのか…それを知るためにここを立ち上げたのです」


「…!そっ…そうなのか…」


 そういうことか…。確かに情報屋ならば自分の知りたいことを効率的に手に入れることができる。人員を増やせばその可能性も…。


 ん…?でも待てよ…。


「…でも道化師達と別れてからもう何年も経ってるんだろ?なら…すでにこの世にいないんじゃ…」


「いえ…それはないでしょう。そう確信できる理由があります」


 アリアさんはそう言うと、右腕の部分を捲り上げる。白く綺麗な素肌が露になるとそこには…


「なっ…なんだこりゃ?」


 右腕部分に緑色に光る宝石みてぇなもんが…。発光してるとこを見ると、かなり特殊な宝石か何かか?俺にはさっぱりだが…。


 そんな疑問に答えるかのようにアリアさんは説明を始める。


「これは父によって埋め込まれた『精神相互装置』。父にも同じものがあります。これによってお互いの生命活動の機微を察知することができるのです」


「生命活動の…機微?」


「この装置が光ってるいる…その意味は単純です」
















「私の父…キノンもいまだに生き続けているということなのです」

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