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54 試験の答え(1)

 …ここまで三人の宮廷道化師を思い出したわけだが全員アリアさんとは接点がないな。こうなると最後の一人に賭けるしかない。もしここで俺の予想が外れちまったら…最初からやり直しか…。


 俺はほんの少しの緊張と共に最後の道化師についてを思い出す。確かあれは…


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


「では…試験の答えをお聞きしましょうか。グラム」


「あー…はい…」


 ついにタイムリミットがきた。3日間をフルで使い果たし、俺は今アリアさんの前に立っている。


 もしかすると…俺の出した答えが大外れしているかもしれねぇ…。それはそれでもう諦めるしかない。


 だが…俺の予想ではこれは重大な秘密だ!最後の道化師…そいつとアリアさんには切っても切れない関係がある!


「正直…ここにはアリアさんの情報はなかった。いや…明確な…わかりやすい情報がなかった…ってところか。どれだけ探しても名前も生まれ育ちもわからなかったしな」


「…では諦めたのですか?」


「いや…別の切り口で調べることにしたんだよ。そっから…ある推測を立ててみたわけなんだが…」


 そして俺はそこからある仮説をもとに説明を始める。

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