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3 拠点へ案内されて(3)

「最後に…職場ではあなたと同じように働く同僚の方、上司がいます。決してトラブルを起こさないように」


「俺と同じようなやつがいるのか」


「もちろん能力、性格等を考慮して厳選した優秀なメンバーです。くれぐれも…邪な思いを抱かないように」


「あっ…あぁ…」


 …邪な思いね…。確かに俺も前科があるもんなぁ…。前の冒険者での恋心(やらかし)


 もうあんな思いはまっぴらゴメンだ。好きになって良いことなんて一つもないんだから。これからは仕事に精を出す…そう心に決めたわけだしな。


そうこうして…場所はだんだんとアングラな雰囲気の漂うスラム街へ。そこら辺に家を失ってしまったかのような奴が寝転がっている。


 みずぼらしい格好…汚れた衣服…死んだような目…。なんだか俺も他人事じゃないような気がしてきた。


 いつかはこうなっていたのかもしれない。そんな恐怖が俺の心に浮かんでいた。

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