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大学生とダンジョン  作者: あっぷるびねがー
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1.プロローグ

俺が小学1生の春頃に世界は変革を迎えた。


突如として出現した謎の建造物や洞窟、ゲームやアニメに出てきそうな化け物達。大人達は急いで対応を始めた。


たくさんの人が亡くなった。

ダンジョンから溢れた化け物に殺される人

国からの規制を無視してダンジョンに入り殺される若者達

調査のために乗り込んだ自衛隊や各国の軍隊


多くの死者を出しながらも世界は変革を受け入れて変わっていった。



そして12年と少したった今、世界はちょっと一昔前のファンタジーみたいになっている。


ちょっと町を歩けばスーツを着てる人や、全身鎧の人、いかにも魔女っぽい人等たくさんの人が見れる。


スーパーに行くと牛、豚、鶏に並んでオークやミノタウロスの肉なんてのが並んでる。


ドラッグストアには、ポーションやエリクサーなんかもある。


科学の世界だったここは、剣と魔法と科学の世界に変わったんだ。




この春、大学生になる俺は探索者の資格を取りに探索者協会ってところに来ている。筆記試験に体力測定、そして面接すべての項目をパスすることで探索者資格を手に入れることができる。


20歳を過ぎてから資格を取るのであれば、面接だけになる。

理由は大人だから自己責任でどうぞってことらしい。


この資格を取ると、協会の奥にある通称神殿と呼ばれる場所を使うことができる。そこで行うのが、職業とステータスに表示されているものを得ることだ。ちなみに、これを得ていないとその欄には何も表示されない。

俗にクラスと呼ばれるこれは最初に授かると後はレベルや特定の行動によって変化し強力なスキルを得られるようになる。

やり直しはないので、一発勝負だ。




無事すべての項目をパスして、遂にクラスを得るときが来た。


神殿に入り奥の祭壇と呼ばれる場所に昇る。

中央にある石が埋め込んである石板に手をかざすと一瞬光に包まれ消えた。

これで完了だ。


神殿からでてステータスを確認し職業の欄を見てみるとそこには


【職業】契約師


と書かれていた。

召喚師、獸魔師、調教師等と並ぶ指揮クラスと呼ばれるクラスだ。

派生先は、各々が仲間にした対象によって変化するらしい。


さぁ、初心者キットを協会で買って明日からダンジョンに潜ってみよう。

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