表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
インフェリア・スターズ!  作者: 成希奎寧
エピローグ
46/50

エピローグ 未済と伊田秋保

 轟雷の終演と共に安全装置が発動し、未済は集中医療センターに搬送された。ほとんど使われる事が無い『優秀種』用の最高級個室で治療を受けながら、常に何かを考えている。一年生の時の担任だった伊田秋保が時折面会に訪れ、様子を見に来るらしい。


「考え方を改めるつもりはないよ。『優秀種』と『劣等種』は、地位も力量も違うからね」


「……未済」


「だけど、『劣等種』にも面白い奴が居る。地に堕ちた事すらも忘れて、輝くバカな星たちが居る――それだけは、認めざるを得ないかな」


「……ああ。きっと君が『劣等種』になっていたとしても……」


「……フン。何度も言うけど、ありもしない未来なんて考えたくないってば」


「ふふ……あ……申し訳ありません。つい、昔のクセで敬語を失念していました」


「いいよ、もう。学園側の規則に合わせる必要なんてないよ――伊田先生」


 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ