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07お葬式

今日は玲のお葬式・・・・。

私は式の間ずっと泣いていた・・・。

でも蘭がずっと支えてくれた。

チラっと前を向くと玲に似た人と

目が合った。

たぶん玲のお母さんと思う・・・・。

「ねえ・・・麻奈美あの人って玲の

お母さんだよね・・・」

「うん」

その人が私たちに近ずいてきた。

「麻奈美さん?」

「はい・・・」

「始めまして玲の母親です・・」

やっぱり・・と私は思った・・・

「今日はありがとうね・・玲の

お葬式に来てもらって・・」

私はまた涙が出てきた・・・・

「玲が・・・・玲が・・死んだのは

私のせいなんです・・・・」

玲のお母さんは驚いた様子も無く

ニコっと笑った。

「麻奈美さんのせいじゃ無いわ・・・

これはあの子が決めたこと・・・・

誰のせいでも無いわ・・・」

玲のお母さんは静かに言った。

「これ見て・・・・・」

玲のお母さんが腕をたくった。

そこにはリスカのあとがあった

「親子そろってなんておかしいでしょう・・・

どうせ死なないけど・・・・」

私はその傷をなぜた・・・。

するとぎゅっと玲のお母さんが

抱きしめてくれた。

「麻奈美さん・・・蘭さん・・・・

本当にありがとう・・・・・」

私達は大泣きをした・・・・・。

「本当に・・・ありがとうね・・・」

よく見えなかったけど玲のお母さんも泣いていた。

ごめんなさい・・・私は謝罪の言葉しか見つからなかった・・・。

玲のお母さんは式が終わるまでずっと

ありがとうと言っていた・・・・。

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